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本紹介①『ハートドリブン』

今後、このnoteでも気に入った本を紹介していこうと思います。

本はそのとき、読むタイミングによっても感じ方が異なってくるので、心に響くかどうかはその時々自分がやっていること左右されると思います。そのときに何に悩んでいるのか、何に苦労しているのか、何を望んでいるのかなど。

あくまでそのときの私が基準になりますが、心に響いた本、アクションプランを実践しやすい本、誰かに勧めたい本など、皆さんにも共有していきます。

では早速、今日はこれ。

【詳細】

著者:塩田元規
株式会社アカツキ共同創業者 代表取締役 CEO
1983年 島根県出雲市生まれ。横浜国立大学電子情報工学科を経て、一橋大学大学院MBAコース卒業。 株式会社ディー・エヌ・エー新卒入社、アフィリエイト営業マネージャー、 広告事業本部ディレクターを経て、退職後に、アカツキを創業。モバイルゲーム事業、ライブエクスペリエンス事業などを展開している。2016年同社を東京証券取引所マザーズ市場に上場し、2017年には東京証券取引所一部に市場変更。


【メモ】

・合理、論理中心の時代から感情、ハート中心の時代へ
・子供心、好奇心が価値になる。ビジネスでも目に見えないものが大切になる
・外に正解を探しにいくのではなく、自分の内側にある正解に向き合う必要がある
・感情を丁寧に扱うことを意識する
・感情報酬(ゲームのクリア体験など)を求めているが、リアルで満たされる場所は少ない。体験に対価を払うようになっている
・今はボスを倒すというような目的のないゲームが多い。自分で街を作り上げるような、設定を自分で行うもの。攻略から自己表現へ。
・ドリブン⇔インセンティブ。ドリブンは原動力、インセンティブは誘因。誘因は人を動かすのに使う。目の前にお金や地位があって動かされることが幸せか?この報酬は有限。誰かが幸せになった分だけ誰かが不幸になる。しかしドリブンは内側にある感情に訴えかける。これは無限。無限の幸せ。
・インサイドアウト。内側を変えて外側を変える。私たちはいつも外の世界ばかりに目を向けて、自分の内側に無頓着。内側を成長させれば新しい可能性を開く
→「魂の進化」と呼ぶ。
・父親の死によって、人生は有限であることを学んだ。
・企業の役割→社会に価値を提供すること。利益とは付加価値。
・素晴らしい会社の定義→雰囲気の良い会社。
・人生は旅。何かを手に入れることがゴールではない。可能性を広げること。「意識の成長」
・苦しい時にハグできる人。自分一人では絶対に解決できない、狂う強い問題。魂が進化するサイン。愛する、見守ってくれる人の存在。
・突き抜けたものに人が集まる時代
・ティール組織に書かれていること。
→人生の目的は、成功したり誰かからしょうにんされることじゃなく、「自分ほ本当の姿を明らかにする旅」
本当の姿を表現し、自分らしい自分になるまで生き、才能や使命を尊重してこの世界に貢献する。
・メンタルモデルとは?
→認知心理学の用語、幼い頃から培ってきた経験によって形作られる思考パターン。
これは時に自分の可能性を制限し、マイナス影響を及ぼす。自身に抵抗する。
・この抵抗を超えていくことを魂の進化と呼ぶ
・脅迫者、被害者、尋問者、傍観者というタイプがあり、人はこのどれかにタイプを変えてエネルギーを奪い合っている。魂の進化のためにはこの奪い合いから降りて、自分の内側のエネルギーを信じて歩むこと。
・パワースポット、アメリカのセドナ
・バーニングマン。アメリカでギブアンドギブを学ぶ祭典。
・ヴィパッサナー瞑想。1日10時間、10日間。
・無駄で無価値なことに価値が宿る時代
・感情価値を分かち合う世界
・価値観が多様な時代に大事なのは、繋がりを思い出すこと。


この本を読んで感じたことは著者の生き様。

これからの時代に大事になるであろう、人間の内側の部分。ここを疑いなく、追求している。その思考や判断に至るまで、実際に自ら経験しており、いろんな苦労を重ねて答えを導いていることがわかる。

感情やハートを大事にする時代。

まさに今後、自分も大切にして生きていきたいと思えるような内容であった。


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