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地域のサードプレイスと副業の関係

職場でも家庭でもない、第3の居場所はサードプレイスと呼ばれています。研究によると、地域のサードプレイスとは、「癒し」よりも「目的」重視であり、「義務的」というよりも「自発的」な場だと言われています。

参考:「サードプレイスと関係人口の時代」石山恒貴 編著

つまり、自発的に関わりたいと考える勉強会や、NPOなどの団体活動、プロボノ活動、コミュニティスペースなどでの活動を指しているのです。


私自身も、「ワークシフト」の勉強会参加のつながりからダイバーシティ推進のNPO活動を始め、女性支援への関心からワークショップ運営団体へ参加し、地域貢献への関心からコミュニティカフェでの活動に参加した経験があります。また、関わるコミュニティの中で、他の方に次の場を創出するコネクター役を担うこともあります。

そのような活動を通して、副業や転職の情報をサードプレイスで得るというケースもよくあります。

参加する中でお互いに強みや関心を引き出し、それらを活かせる場の紹介や、情報提供を行う場面がよくあるのです。けれども、参加してすぐにそのような話になるとは限りません。

共通の体験や、それぞれの発信を通して、興味や強みを確認する時間も必要だからです。そのためにも、自分にも周囲にとっても心地よい場であるサードプレイスを見つけることが大切ですね。

今年は、どのようなサードプレイスが見つかるでしょうか。


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