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40代からの健康とキャリア自律

40代以降には、ホルモンバランスの変化が起こることが知られるようになりました。変化に伴うめまいや、頭痛などの症状がおこることは「更年期障害」と言われています。加齢に伴う体調の変化は常にあるものの、大きな変化として直面する機会になると言えるでしょう。

厚生労働省:更年期障害

個別のキャリア相談では、「仕事を辞めようと思った」「就業形態を変えた」等、深刻なケースを担当することもあります。

やっかいなことは、「このまま元の体調に戻ることがなく、悪化する一方なのではないか」という不安から、仕事上でも自信をなくしてしまう点です。
私自身は、美容院でシャンプー台から立ち上がる際に、ふらっとしたことが体調の変化に気づいたきっかけでした。さらに、これは耳鼻科系のめまいの病気でもあったことがわかるまで数か月かかりました。判明するまで、不安に駆られていたことを思い出します。ただ、過去に先輩達から症状と対処法を聞いたことがあったのは、役立ちました。


実際には、一定期間を経て症状は緩和されることが一般的です。
まずは情報収集、医療機関や信頼できる方への相談から始めておきたいですね。そして職場への相談も忘れずにしておきたいものです。例えば、一時的にリモートワーク中心にすることで、体調との付き合い方が楽になることがあります。

70歳まで雇用延長の動きがあり、従業員の健康を重視する企業が増えている現在、40代以降の体調変化を知ることは職場にとっても有用な情報となりますね。

ミドルシニア向けワークショップや個別のキャリア相談でも、性別問わず、お伝えしています。