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真似されること、パラダイムシフトを起こすこと

TV番組で、ある事業家の方が、「ビジネスのやり方を真似されたらどうするのか」という質問に対して、「全く問題ない。自分は常に次のステージを見ているから」とおっしゃっていたことがあります。一方で、あるイベント企画者の方から、参加者にコンテンツを丸ごと真似されて、別の場で展開され、悔しかったという話を聞いたこともあります。

真似されるメリットを考えると、「自分が広めたい事業やビジョンが、より多くの人に伝えられる」ということではないでしょうか。自分が属する業界や職種が成長し、もしかしたら、社会の仕組みそのものを変える“パラダイムシフト”が起こるかもしれません。

ある組織の中だけで共有できるようにし、その組織の付加価値を高めるという考え方もありますが、情報が伝わることが常のITC時代の中では、囲ってしまうことはかえって時代から遅れてしまい、価値が下がってしまう可能性もあります。ある程度は共有し、多くの人への浸透を考えていった方がスマートなのかもしれません。同時に、自分たちならではの独自性や専門性を常にブラッシュアップしていけば、属する業界や職種は成長し続けてよい関係になるのではないでしょうか。

時代に合わせて自分も成長するということは、独自性や専門性も常に変わりつつありますね。