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長時間労働と、若手の採用の関係

Z世代向けの社会課題の調査によると、9割が関心があり、社会人は長時間労働に関心が高く、学生はジェンダーに基づく差別に関心が高いという結果でした。また、社会人も学生も、いじめ問題への関心が高く、社会課題の中でも身近な課題として、人に関わる問題を挙げていることが特徴的です。
参考:連合「Z世代が考える社会を良くするための社会運動調査2022


学生や若手社会人の方とプロジェクトでご一緒する中で、「周りの人との時間」「健康でいること」を大切にする方が多い印象を受けます。近年、自然災害や感染症の影響が続いたことにより日常の大切さや、健康の大切さを実感する方が多いこともあるかもしれません。
一方で、ベテラン世代は、経済成長の中で育った経験から、企業も個人も成長し続けることへポジティブなイメージを持つ方も多いのではないしょうか。そのため、仕事ありきで「プライベートとの両立」をどのようにするかという課題を持ちがちです。

けれども、若手が経済成長や生活の豊かさより、健康や差別がない環境を優先にして仕事を選んでいるとしたらどうでしょうか。

ロールモデルとして示す事例も、視点を変えて考えてみたいですね。

キャリアは一直線に進むのではなく、螺旋階段のように寄り道しながら進んでいく時代。
価値観が違う人達から学び、共創していきたいものです。