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続 失敗できる風土の作り方、心理的安全性

書籍「チームが機能するとはどういうことか──「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ」によると、心理的安全性を創るための一つの要素として、「リーダーが失敗談や弱みをまず語る」ことが紹介されています。

つまり、「リーダーもそんな失敗をしていたんだ」「リーダーが困っていて私たちに助けてほしいと伝えてくれたんだ」等と伝えることで、メンバーが安心感を得て、話やすくなるというものです。
確かにその効果はありますね。

私たちはしばしば、このように言われる場面に遭遇します。
「遠慮なく意見を言ってください」
「フラットな場にしたいので、何でもテーブルにあげてください(議題にあげてください)」

けれども、話が出てこないのは意見を言うことの不安意見を言うことのデメリットがあるからではないでしょうか。
意見を出すと批評されたり、否定されたりして落ち込むから言わない。
事前に回答が決まっていて、テーブルにあげるのは形だけだから言わない。等です。

私自身もある場面で、「経験が少ないのに意見を言うなんて」と言われたことがあります。(つまり、回答が決まっていて形だけの会だった)

まずは、その場の作り方から考えていきたいですね。主催者自らが話やすい場を創っていくこと、今後も考えていきたいものです。