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自分軸と社会軸の深い関係

企業研修では、アイデンティティとアダプタビリティについて、事例を挙げながら説明しています。

アイデンティティとは自分の価値観や興味、能力等のこと。アダプタビリティとは周囲からの期待や市場ニーズへの適応を言います。つまり、自分軸と社会軸ということです。

もし、自分軸がなかったとしたら、周囲からの期待には応えているけれど、報酬が高い仕事に就いているけれど、「何のために働いているのだろうか」「力を発揮しているのだろうか」と不安になることがあります。
転職や再就職後に「価値観が合わない」と突然お仕事を辞めるケースはこちらが該当します。そもそも、自分の価値観を確かめる機会は少ないですし、「早く就職したい」と考えると判断力が鈍ることもありますよね。

もし、社会軸がなかったとしたら、「やりたい仕事」「能力発揮」等にこだわりすぎて、気づいたら時代ニーズがない仕事や報酬になりにくい仕事を探し続けているかもしれません。
働いている企業は、今どのような状況に置かれているのでしょう?業界はどうでしょうか?なぜ異動や担当替えになったのでしょうか。
気づいたら、言われるままに業務に没頭し、周囲の状況をあまりよく見ていなかったということもありますよね。

自分軸も社会軸も両方大切ですね。社会人経験が長くなってきたときこそ、立ち止まって確認する時間を設けたいものですね。

具体的な確かめ方を、企業内のキャリアコンサルティングや、キャリア研修ではお伝えしています!