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見返りぶす

菱川師宣の作品「見返り美人」の話ではない。悪しからず。


「〜しておいてあげたよ」

そう、今日話したいことは
“あげたよ”星人についてだ。

頼んでもいないことを〜しといてあげたよ、という性格ブスが多くいる。

「頼んでねぇよ!!!!」

と言いたいところだがありがとうと言うしかない。

例えば恋人。

わたしの恋人はそんなことは決して言わないが、

「あんなに〜してあげたのに…」

とよく言う友人がいる。

相手が望んでいるのかどうか分からないことを勝手にしておいてよく言うな。
と思う。

見返りを求めると人間は辛くなるだけだ。
そして、ストレスが溜まる。
相手には不満が湧く。
悪循環である。

一人暮らしの恋人の洗濯物を済ませようが、ご飯を作り置こうが、掃除機をかけようが

「してあげた」

と決して思ってはいけない。

自分がしたくてした。そうでないといけない。

してもらったことに対して助かったと思った事に関してはありがとうを素直に言うべきだ。

「ありがとう」がないと話は成立しない。

勝手にした、とて
どんなに仲良しであろうとて
「ありがとう」がすごく大事である。

“親しき仲にも礼儀あり”

親にも友人にも恋人にも、他人にも
礼儀を弁えることが人間の定めだ。

まぁ、一切求めていないことをされた時は話し合ってくれとしか言いようがない。

ただ最後に言いたいのは
“見返り”を求め続けても苦しいだけだ。

自分の首を絞めるのは自分なのだ。

見返りブスになるな、そうすればうまくいく。

#エッセイ #コラム #見返り美人 #ブス #日本人 #礼儀 #ありがとう #日本語


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