30分で"人"を読む｜INFJの能力を活かして

私は仕事上、採用面接もそうですが、
社員の人生を形成する面談（キャリア形成面談と呼ばれるもの）を
少なくとも日々３～４件行っています。

それは、30分で人（面談相手）の本質を読み取る仕事だと思っています。

とはいえ、私はエスパーではないので😂
たった1回30〜40分の面談では、
相手の心理的安全性や相手との関係値もありますし
時間が足りなすぎるので
すべては読み取れません。

しかし、2回ほど時間を貰えば、おおむね
本人の繰り返されている習慣・思考回路・課題感・動機・表面上のどこに嘘があり、どこが本質なのか
読み取ることができます。
当然ながら繰り返しの回数が多いほど
また相手との年数を重ねるほど
精度があがります。
これは驕りでは無いはず…（だといいなあ）

人間って別に、だいたいのひとは日常生活で
仕事だけしているわけではないので、
いくらキャリア形成に関する面談とはいえ、
私は面接や面談時に仕事や会社の話だけすることはありません。
（仕事の話とか極論どうでもいいし）

また、
面接で嘘をつくのはごもっともですが、人間は「自分の人生についての面談」でも、
自分自身に嘘をつくことがあります。

建前やしがらみから。
もしくは自分の弱さから。
無意識に。

自分自身に嘘をついているので、発言は嘘なのですが、本人は嘘をついていないと思っていることもたびたびありますね。

※日本人的な気質がそうさせている部分もあるかもしれません！

なので、そもそも本質的に
「しがらみや建前を無くしたら、本当はどういう人物で、何を大切に思い、何を動機に感じ、どのような才能・能力があるのか」
を引き出します。

そのうえで仕事上
「現状はどのように振るまえ、どのような結果を出せる可能性が高そうか」
見通すのです。

一緒の部署で・もしくは近くで働いてくれたら、
育成的な意味で能力の伸ばし方を見通せますが（なぜ見通せるか：リンクに書いてます！）

たった1回の面談では、具体的に未来にどこまで何を伸ばせるのかは読み取ることはできません。
私のキャリア上、他職種経験もそんなにないですし。。

また、真実が知りたい（内向的思考　Ti）私は
正直仕事上の結果や人の役割立場はどうでもよく
社会的に結果が必要なので結果を出すだけで😂笑

人間の心理・認知・成長・ひとりひとりの行く末
みたいなものに興味があるゆえに、
こういう仕事は仕事と思わずにかなり熱中してできるみたいです。

私に原動力は結果に紐づいておらず、
結果は二の次だなんて知られたらアレですが🤣
結果出しゃいいでしょ？

最初はたまたま任されただけの
やりたかったわけではない人事というこの仕事は
INFJの私にとってかなり「向いている」仕事なのだと思います。

面談時、人間の情報は
私の中でどのように処理されているのか

心理機能的なことの話になるので証明はできませんが……体感ではこうです。

恐らく人と相対し喋ることで、
まず劣等機能Se（外向的感覚）にて
「目に見える事実」である相手の情報をインプットします。
話し方、発声、挙動、身なり、感情、論理性。

Ni（内向的直観）でそれらをつなげて
人間性の予測をしたあと、

予測をもとに具体的に事実解釈をするために、
相手が起こした挙動・言動すべてに
Ti（内向的思考）を使いながら
本人に「なぜ？」と問い、底が見えるまで掘り下げます。

その際、相手側の心理的安全性を高めるために
Fe（外向的感情）を使って相手に共感したうえで、
Fe（外向的感情）で、その人がいままで経験したことに対する感情の可能性を自己経験から投影しその相手に憑依する形で探ってゆく。

すべての機能を使って見えたものを総合すれば、概ね真実です！

真実です！と言い切れるのは、個人的に仕事上この能力が何度も何度も何度も役に立ったから
というだけなので
他人に対し一切保証はしません🤣🤣🤣

自分の分析ですので、自分が良ければ良いのでした。

どんなに内向的で社会性や対話力が低くても
INFJでよかったなぁ〜と思えるのは、
このパワー💪に恵まれたからですね😄