福祉作業所の課題とMNHの取り組み③『課題解決に向けて』
MNH広報の瀬島です。
前回は、福祉作業所の抱える課題を中心にお伝えしました。
今回は続編として、福祉作業所の抱える課題に対するMNHでの取り組みについて詳しく解説します。
小規模の福祉作業所|仕事がない問題に対して
前回は『小規模の福祉作業所に対する仕事量の問題』についてお伝えしました。以下に、簡単にまとめます。
この問題に対し『売れ続けるものの、中間点を担うのがいい』と話す小澤社長。
課題解決に向けて、MNHが動きます。
福祉作業所の課題解決に向けての鍵『高尾山かりんとう』
福祉作業所の持つ課題解決に向け、MNHが東京で販売する『高尾山かりんとう』が鍵となりました。
高尾山かりんとう最終工程『袋のパッケージング』を、福祉作業所に依頼することで課題解決に繋げます。
これまでの福祉作業所の課題は、大規模な福祉作業所ばかりが企業からの受注を受けれる状態。小規模な福祉作業所には、仕事が巡ってこないのが現状でした。
そのため、各福祉作業所へ仕事を振り分けるコントローラーが必要だったのですが、それを担う人はいませんでした。なぜなら、コントローラー役には対価が支払われずボランティアとなってしまうからです。
ここで、コントローラーとなる役をMNHが担うことにします。販売元(MNH)がコントローラー役を担い、福祉作業所の規模感に合わせた作業を振り分けることで、多くの福祉作業所が抱える問題解決に繋がることとなりました。
コントローラー役を担う中での、新たな課題
ただ、何か新しいことをすると課題は生じるものです。
MNHが福祉作業所の課題に向けた取り組みについても、主に以下の2つの課題が生じました。
当然として、依頼する作業所が増えれば増えるほど仕事を依頼する側には仕事が増えます。
この課題はMNHの課題でありつつ、よく耳にするようになった『インクルージョン』や『多様性』に通じる社会全体の課題でもあると、MNHでは考えます。
こちらの詳しい話については、次回に詳しくお伝えします。
併せて、MNHが未来に見ているものについても紹介します。
乞うご期待。
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