見出し画像

周りから見た自分、気になる?


はじめに


タイトル見て「私だ」と思った方、多いのではないでしょうか。

私の周りも、本当に多い気がします。
みんな、自分よりも周りの声、周りの意見、周りの視線を気にして生きています。

言い方を変えると、周りの事を気遣ったり配慮して行動できる優しい方が本当に多いです。

だけど時々過剰だと思う時があります。
自分の人生なのに、他人の評価を気にしすぎるのは勿体ない。もっと自由に生きて良い気がします。客観的視点はある程度必要ですが、もっと自分に集中して、自分軸で生きていいと思うのです。

自分軸と他人軸

最近よく聞きませんか、自分軸と他人軸。
2つの言葉の私なりの解釈は下記の通り。

  • 自分軸…行動基準が自分の価値観であること

  • 他人軸…行動基準が他人の価値観であること

人は「こうしなさい」「これが正しい」「これしない人は間違っている」そんな事を小さい頃から教えられて育ちますが、最近は自分で選択できる事を選択しないまま、親に言われるがまま育った人が増えているように感じます。つまり、判断基準がほとんど親の他人軸の人です。

私が幼少期からお世話になっている美容師さんは、最近は髪型さえも親が決めるようになってきていて、自分で自分の事を決められる子が減ってきていると語っていて、なるほどなと思いました。

また、大学時代学んで納得したのですが、特に日本は集団意識が他国と比べてかなり強く、周りに合わせること、自分よりも周り、その価値観がとてもとても根強い国です。

一つの文化ですので否定するつもりはないですが、やりたいことを人の目を気にして我慢する必要は全くありませんし、自分の道や価値観を他者が判断するのは気にする必要はありません。

自分軸になるためには、レールは親や先生や社会の傾向ではなく自分で引き、自分で自分の人生を決め、生きたい方向にかじを切る勇気と覚悟が必要です。

自分軸になるために

私も他人の価値観から自分の事を判断しているところがまだまだあるので、自分の人生に責任を持って自由に楽しめるように、小さな事ですが次のようなことに取り組んでいます。参考になれば幸いです。

まず、とにかく一瞬一瞬の自分の感情をしっかり感じる事、でてきた感情は否定・修正せずにただニュートラルに認めることです。

例えば、上司に挨拶をしたけど冷たい反応だったとしましょう。
あなたは少し傷ついて、悲しくなり、嫌われているのではないかと不安になりました。
その悲しい、不安という感情がわいた時点で、「私は悲しいんだ、不安なんだ」と再認識します。それだけで少し冷静になれます。

その後は、「あの人は私の事どう思っているんだろう」「何か悪いことしたかな?」と相手に関して次々と不安が出てくるでしょうが、できるだけ相手ではなく、自分に集中します。具体的には、「そうか、私は不安なんだ。どうすれば、不安がなくなるだろう?」というように。

そして、自分の不安がなくなる行動を探せたらそれを実行します。例えば、もう一度話しかけてみるとか、話し合ってみるとか。

それを繰り返していきます。他人のものさしで自分を判断しようとしても絶対に分からないしむしろ不安は募るので、自分で自分を見ていくのです。自分の中から生まれた感情に積極的に目を向けて、そこから行動を起こしてあげるのです。

感覚的ですが、私はこれで少しずつ自分軸を取り戻そうとしています。

自分の人生だから

他人の声に耳を傾けるのも大事だけど、自分の人生は自分で決めていいと思います。私自身に言い聞かせながら書いているところもありますが、一つの方法として書いてみたくなりました。

夏もまだまだ暑いので、皆様体調にはお気をつけて。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?