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イタリアで、コンタクトレンズ

私は中学生の頃から目が悪くなり、眼鏡をかけ始めた。高校生の時に行った美容院で、「メガネだともったいないよ!」と言われ、コンタクトデビューをした。それからは家では眼鏡をかけるものの、学校や職場、休みの日もコンタクトをずっとしている。ちなみにデビューしてからずっと同じメーカーのソフトレンズ・2ウィークのものを使用していた。

イタリアに留学に来た当初は1年間の予定だったし、2年、3年になったとしても一時帰国するだろうと思っていたので、とりあえず1年分のコンタクトレンズと洗浄液を携えてイタリアに来たことを覚えている。途中からコロナが蔓延したことで自宅にいることが増え、コンタクトレンズをしばらく装着していない期間があったおかげで、滞在2年目の半年くらいまで持ってきたもので足りていた。さあいよいいよ在庫がなくなってきたので買わなければならないとなった時、私がイタリアでコンタクトレンズを購入した・している方法を今回は書こうと思う。イタリアに来る留学生に少しでも役立ちますように!

どこで買える?コンタクトレンズ

日本でコンタクトレンズを購入する場合、眼科の処方箋がないと購入できない。度数や目の検査をしてから、出された処方箋を持ってコンタクト販売店に行き、やっと購入できる流れだ。高校生でデビューした時に、眼科の一角で瞳に着脱する練習をさせられたのも覚えている。目に直接入れるものだからしっかり検査をしないと手に入れられないというのは、目を大事にしている感じがして安心感がある反面、診察費や手間がかかり不便でもある。

一方イタリアでは、実は処方箋なしで購入することができるのである。オッティカ(Ottica)と呼ばれる眼鏡屋さんではコンタクトレンズも一緒に扱っているお店が多く、自分の度数がわからない、変えたいという場合はその場所で測ってくれるし、OOというメーカーのものが欲しいと言えば出してくれるので、とっても便利。洗浄液や保存液などコンタクトレンズ関連のものも扱っていることが多いため、街にあるオッティカに行くのがおすすめ。

でもイタリア語がわからない… 緊張する… という場合は、もちろんオンラインで購入もできる。自分の度数を知っている必要があるが、ネットで lenti contatti(コンタクトレンズ)と検索すると数多くのオンラインサイトがヒットする。店によって値段や割引の有無が変わるので、良く比較することをおすすめする。

オンラインで購入してみた

私は度数は据え置きで良かったので、オンラインで購入してみることにした。ネット上でヒットしたサイトの中で、サイトレビューサイトTrustpilotで29279レビュー・★4.8を獲得している
 Vision Direct を選んだ。

届いた!!

現在までにこのサイトで2回購入しているが、配達日数は2〜3営業日程度で破損もなく、今のところ毎回HARIBOのミニグミ🧸がついてくるので嬉しい。

Vision Directは調べるとヨーロッパで大手のコンタクトレンズ販売店で、ロンドンやアムステルダムにオフィスを構えている。サイトを見ると、アキュビューやエアー・オプティクスなど有名なものから自社製品のeverclearまで、取り扱っているメーカーや、ワンデー・2ウィーク・30デイズなど選べる選択肢が多い。会員登録すると、初回10%割引やその他割引クーポンが使えたり、自分の今までの注文履歴も管理されているので、その点も高い評価を受ける要因なのではと思う。これからも利用していきたいと思っている。

マイページから見れるクーポン例

メガネが主流なイメージ

個人的な印象で申し訳ないのだけれど、イタリア人は眼鏡>コンタクトというイメージが強い。これを書いている今大学の図書館にいるのだけれど、視界には5人いるがそのうち4人が眼鏡をかけている。街を歩いていても老若男女メガネをかけた人は多い印象だ。形はフレームが長細い感じの所謂マジメ眼鏡ではなく、丸かったり四角っぽかったりする人が多く、フレームもGUCCIやTOMMY HILFIGERなどお金をかけている人を良く見かける。

眼鏡を日常的にかけている友達になぜコンタクトにしないのか聞いてみたところ、費用が高いから、手間だから、怖いから、目が悪くなるから、眼鏡の方がかっこいい(お洒落)から、などが理由だそう。日本ではカラコンの普及も含めてコンタクトレンズを使用している人がある程度いる印象があるが、眼鏡に対する印象もイタリアと日本で違いそうで興味がある。

おまけ:ちょっとした不便さ

おしゃれな眼鏡やサングラスをヨーロッパで購入したい人は多いだろう。私もその一人だった。しかし気づいたことがある。それは、ずり落ちてくる問題だ。日本の眼鏡・サングラスは一般的にノーズパッド(鼻にかかる部分)がフレームから独立しているものと、フレームと一体化しているものどちらも主流である一方で、ヨーロッパの特にサングラスはフレームと一体化している形状のものが多く、骨格的に鼻が低めで目が窪んでいない東洋人には不向きであることが多々ある。私もこちらでプレゼントされたサングラスで、何度もずれ落ちたり、メイク後のまつ毛がレンズに当たったりと少し不便な経験を何度かした。東洋人でも問題ない人も多いとは思うが、私は少し悲しかったので記述しておく。

ということで留学や駐在に来る際には、初めは自分の使い慣れているものを日本から持ってきて、こちらで買い足すのが1番良いのかなと思う。個人的にはこちらでの購入に関してはかなり手軽で、価格的にも大差はないと感じている。ただカラコンはほとんど売っていないので、これは日本から持ってくるべき。🎀

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