わたしが違和感を抱く言葉たち

なんとなくみんな言うけど、自分は違和感を抱くもの、共感できないなというものを集めた。

学生の時は敷かれたレールを走るだけだったけど、社会人になったらそうじゃないからどうしよう

そうなのかな。学生の時も、レールなんて敷かれていないんじゃない？全員が違う人生だったし、自分の人生は自分でレールを敷くしかなかったじゃん。どういう学校に行くかどうかも、大学受験をするかどうかも、いつ大学に入るかも、どんな友達と仲良くするかも、どんな人と恋愛するかも自由。

確かに学生の頃は自動で学年が上がって、自動でクラスは割り当てられるけれど、それは社会人もそうじゃない？時間軸は同じ。自動で「社会人1年目」「2年目」…と上がっていく。

社会人になっても、どんな勉強をし続けるかも、どんな友達と仲良くするかも、どんな人と恋愛するかも、いつ結婚するかも結婚しないも、自分の人生は自分で責任を持つ！

学生は楽しかったけど社会人は辛い

そうなのかな。わたしは、社会人の今の方がずっと楽。

学生（10代）の頃は、どういう自分が好きなんだろう、なりたい自分になるにはどうしたらいいんだろう、自分の武器ってなんだろうってずっと自分と向き合って模索していて、今よりもしんどかった。乗り越えないといけないことのためにずっとずっと努力していた（しんどささえ楽しかったんだけどね）。

社会人になって働き始めた時、なんだか、ボードゲームで「あがり！」って言えた時のような気持ちになった。努力を努力と感じないくらいに自分の習慣になった自分の武器たくさん知った状態で、こんなにも自己実現ができて、しかもお金まで貰えるなんて最高じゃんって思ったし、自分で稼いだお金で自分の生活が作られていく感覚、自分の足でこの世に立っている感覚がすごく嬉しかったし、全力で「今」が楽しかった。

親の意向で

「親に言われたからさ～」「親のすすめでそうした」「親がダメって言うから」っていう、行動の動機が親になる事象があまりわからない。なんで、親と自分は違う人間なのに、どうして親の意向で大きい選択ができるの！？！？！と、いつも疑問に思う。

置かれた場所で咲きなさい

かの有名なこの本、高校生の時に読んで、その時は「そうだ、わたしはどんな環境でも頑張れる人になるんだ」と思っていたけれど、その後社会学を勉強したら、口が裂けてもこんなこと言えないし共感できない！！と思った。「機会の平等」が保たれないこの世の中でなんでそんなことが言えるんだ。

この本の主張は、決して「置かれた場から移動せず我慢しろ」というわけではないことは分かったのですが、とはいえ「置かれた場で最大限頑張れ」「咲きなさい」って感じだった（と記憶している）ので、やっぱり共感できない。

置かれた環境が辛かったら逃げた方が良いと思う。自分が簡単に咲ける場所を選ぶことに対しての努力をした方が良いよね。行政とか、頼れる誰かに助けを求めるとか、居場所を変えるとか。

女は追われてナンボ

恋愛の、追う追われるがよくわからない。もちろん、お互いに好きな状態ではじまる恋愛が数少ないことは分かっているから、そういう意味で構造として「追う立場」と「追われる立場」が発生するのはわかっているつもりなんだけど、実際それをそのまま続けていくのって無理じゃない？？といつも思う。

「わたしはそんな好きじゃないけど、向こうはわたしのことめっちゃ好きだから～♩」と恋愛する友達がいて、全然共感できなかった。笑

与えられるだけ、受け身なだけの恋愛、全然楽しくないなって思うの。むしろ色々感じるのに自分が返さない、返せないことに対しての自己嫌悪がすごい。私の場合はね。

人付き合いなんだから、両方が主体的（両方が「追う」「愛する」「与える」）じゃないと！とわたしは思うのです。

もしこの構造どおりに恋愛するのならば、絶対にわたしは追う側になりたい。「追ってナンボ」側。笑
※ちなみにわたしの友達や、女の子の同期などは比較的わたしと同じ感覚の人が多いかも。追われるのがほんとうに苦手。類は友を呼ぶんだな。

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書いていてわかった。わたしは、自分の人生に対して主体的であることが重要で、そして人生に対しての責任感が人よりも強いし、自分で自分の意思や選択を守り抜きたい気持ちが強すぎる。最大の長所であり最大の短所なんだろう。

それからやっぱり、自分の育った環境に対してマイノリティ側のキャリアになったということが、自分自身をつくる一番の要因というか転機になっているんだね。マイノリティを貫くには、ちょっとだけ立ち止まって考えて、ちょっとだけ意思が強くてちょっとだけ自分勝手で、そして自分の選択に自信を持つことが必要だから。

だからなんだよって感じの記事ですが、まあ、こういう違和感を大事にすることで自分が作られていくということは間違いない。

今日もお疲れさまでした♩