山田哲人&村上宗隆、通算30度目のアベックHR

東京ヤクルトスワローズの山田哲人と村上宗隆が、二人合わせての「偉業」でマイルストーンに到達した。

5月21日、横浜スタジアムでの対横浜DeNAベイスターズ戦、ヤクルトは0-1と1点を追う4回、先頭の2番・山田哲人。
山田はDeNA先発の今永昇太がカウント3-1から投じた5球目、ド真ん中の148キロストレートを捉えると、打球はレフトスタンドに飛び込み、今季5号ソロホームラン。1-1の同点に追いつく一発となった。
続く、3番・ドミンゴ・サンタナがライト前ヒットで出塁すると、迎える打者は4番・村上宗隆。
村上はカウント3-2から2球ファウルで粘った後の8球目、今永が外角に投じた151キロのストレートをはじき返すと、これがバックスクリーン左に飛び込む、今季7号2ランホームランとなり、ヤクルトが3-1と勝ち越した。

これが山田哲人と村上宗隆にとって、今季初となる「アベックホームラン」となったが、山田哲人と村上宗隆が同じ試合でホームランを放ったのは2019年4月4日、本拠地・明治神宮球場での横浜DeNAベイスターズ戦以来、通算で30回目となった。



山田哲人と村上宗隆が横浜スタジアムで同じ試合にホームランを放ったのは今回が初めてで、セ・リーグチームのすべての本拠地でのアベックホームラン達成となった。

この試合、ヤクルトは山田哲人と村上宗隆がアベックアーチそろい踏みにもかかわらず、中継ぎ陣が2点リードを守れず、延長12回の末、3-3の引き分けとなった。

リーグ2連覇中のヤクルトは開幕5連勝と順調な滑り出しを見せたが、村上宗隆を始めとして主力の打撃陣が不振に陥り、中継ぎ陣も打ち込まれる試合が続き、4月27日から勝率5割を切って、目下、借金5の5位と苦戦を強いられている。

山田哲人と村上宗隆にとって今季は41試合目にして初めてアベック弾となったが、ヤクルトの打のリーダーはやはりこの二人。
二人の復調が、チーム浮上のカギを握るだろう。



<追記> 2023年9月16日


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