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創世記7:17 ~ 24★2020.12.15掲載分


デボーションガイド*ハーベストタイムより


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【御言葉】創世記7:17 ~ 24


17 それから、大洪水が、四十日間、地の上にあった。水かさが増していき、箱舟を押し上げたので、それは、地から浮かび上がった。

18 水はみなぎり、地の上に大いに増し、箱舟は水面を漂ただよった。

19 水は、いよいよ地の上に増し加わり、天の下にあるどの高い山々も、すべておおわれた。

20 水は、その上さらに十五キュビト増し加わったので、山々はおおわれてしまった。

21 こうして地の上を動いていたすべての肉なるものは、鳥も家畜も獣も地に群生するすべてのものも、またすべての人も死に絶えた。

22 いのちの息を吹き込まれたもので、かわいた地の上にいたものはみな死んだ。

23 こうして、主は地上のすべての生き物を、人をはじめ、動物、はうもの、空の鳥に至るまで消し去った。それらは、地から消し去られた。ただノアと、彼といっしょに箱舟にいたものたちだけが残った。

24 水は、百五十日間、地の上にふえ続けた。



《参考》





普遍的な洪水
*水かさが増す


地上の水かさが増し、箱舟を押し上げたので、箱舟は地から浮かび上がった。「水は、いよいよ地の上に増し加わり」と訳されている言葉は、ヘブル語で「メオッド、メオッド」(とても、とても)と言われている。この言葉は、全世界を覆う普遍的な洪水のみを指している。

水かさが増し箱舟は、風が吹くままに流され水面を漂った。箱舟は、メソポタミア地方からアララテ山(ロシアの南部からトルコにかけての地域)に漂流した。どんどん水かさが増し地上にある高い山々も、全て覆われた。

高い山々よりも更に15 キュビトも水かさが増し、高い山々の頂上よりさらに6.6 mも水位が増した。そのため漂っていた箱舟が山々にぶつかることはなかった


*地域限定型の洪水ではない


これは、地域限定型の洪水ではない。

(1)この洪水が地域的なものなら、人間も動物も高い場所に避難することができた。


(2)地域限定の洪水なら、これほど大規模な箱舟を造る必要はなかったし、これほど多くの種類の動物を集める必要もなかった。


(3)水が引くまでにかかった時間を考えても、普遍的な洪水だったことは明らか。「水は、百五十日間、地の上にふえ続けた。」(24 節)そして、地が乾くまでにさらに221 日かかった。


(4)神は2 度と洪水をもたらさないと約束された。(創世記8:21 ~22、9:11 ~17)

創世記8:21-22  21・主はその香ばしいかおりをかいで、心に言われた、「わたしはもはや二度と人のゆえに地をのろわない。人が心に思い図ることは、幼い時から悪いからである。わたしは、このたびしたように、もう二度と、すべての生きたものを滅ぼさない。 22・地のある限り、種まきの時も、刈入れの時も、暑さ寒さも、夏冬も、昼も夜もやむことはないであろう」。
創世記9:11-17  11・わたしがあなたがたと立てるこの契約により、すべて肉なる者は、もはや洪水によって滅ぼされることはなく、また地を滅ぼす洪水は、再び起らないであろう」。 12・さらに神は言われた、「これはわたしと、あなたがた及びあなたがたと共にいるすべての生き物との間に代々かぎりなく、わたしが立てる契約のしるしである。 13・すなわち、わたしは雲の中に、にじを置く。これがわたしと地との間の契約のしるしとなる。 14・わたしが雲を地の上に起すとき、にじは雲の中に現れる。 15・こうして、わたしは、わたしとあなたがた、及びすべて肉なるあらゆる生き物との間に立てた契約を思いおこすゆえ、水はふたたび、すべて肉なる者を滅ぼす洪水とはならない。 16・にじが雲の中に現れるとき、わたしはこれを見て、神が地上にあるすべて肉なるあらゆる生き物との間に立てた永遠の契約を思いおこすであろう」。 17・そして神はノアに言われた、「これがわたしと地にあるすべて肉なるものとの間に、わたしが立てた契約のしるしである」。

この約束以降も、地域的な洪水は起こっているが、普遍的な洪水を前提に約束しているので、神が約束を破っているわけではない。


(5)現在の人類は、ノアの3 人の息子から出ている。これもまた、この洪水が普遍的なものであることを証明している。

箱舟に入らなかった全ての生き物は、洪水によって滅びた。雨は40 日40 夜降り、その後も110 日間にわたりって水は増し続け、地上の山々の全てが覆われた。

この洪水は、神の裁きが徹底的であったことを示している。箱舟の中だけは安全だった。その理由は、創世記8:1 に記されている。「神は、ノアと、箱舟の中に彼といっしょにいたすべての獣や、すべての家畜とを心に留とめておられた。」(新改訳)


神が心を留めてくださることが最大の守り。神に信頼する者は、人生の嵐にあっても、安全に航行することができる。神が心を留めていてくださることを思い起こし、神の道を歩もう。



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