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届けたい人に届ける方法を考えるのがマーケティングなのだ 〜ライター中村さんの初回コンサルまとめ1

10月1日木曜日、ライター中村さんの初回コンサルティングを受けた。中村さんにとっては午前10時、ニュージーランド在住のわたしにとっては午後2時のスタートとなった。(ちなみに南半球のニュージーランドでは、今が桜の見頃です)。

多くのことがクリアになり充実した1時間半だったがまず、一番印象に残ったことを記録しておきたい。

オープンカーと不登校

「オープンカーが好き」で、「不登校経験者」というのがわたしだ。けれど、オープンカーの記事を好む人と、不登校の経験を読みたい層が重なることは、あまりないはず。客観的に考えればこれは当たり前で、そんなに難しいことではない。

これまで「書くこと」については本やインターネットで学んできたけれど、「書いた記事を読んでもらうための工夫」はしてこなかった。ところが中村さんは、書くことと読んでもらうための努力は両方、同じくらい大事だとおっしゃる。

オープンカーについて書いたなら、興味を持ってくれそうなターゲットに届ける工夫をする。不登校の記事なら、不登校の関係者に読んでもらう導線を作る。それがマーケティングだと教わった。

これまでのわたしは、相手を考えず書きたいことを書いては、無闇に「読んでね!」とリリースしていた。例えるならばこれは、ロシア語話者やイタリア語話者に日本語で話しかけるようなものだろう。それじゃ、誰にも伝わらないんだよー。

読んでもらうための努力とは

読んでもらうための努力とは、例えばSNSを通じてクルマ好き、不登校関係者と事前につながっておく、知り合いを増やすなど。少しずつ記事を書きためて認知度を上げ、読者を増やすことで、徐々に届けたい人に届くようになり、読んでくれる人が増えていく。

計算し尽くされた中村さんの戦略

マーケティングの方法と重要性に深く頷いたが、とりわけ納得させられたのは、中村さんが成功させたその鮮やかなマーケティング戦略だった。わたしは「たまたま」彼のことを知ったが、彼にとってそれは「たまたま」ではなかった。気付けばこうして彼のコンサルティングを受けていることこそが、その手腕の確かさを証明している。

具体的な方法についてここでは伏せるが、機会があったらぜひ直接聞いてみることをおすすめしたい。



電話でのコンサルティングで、対人心理学や発声を学んでいらっしゃるのかと感じるような心地良いやり取りをさせていただいたが、何より、書くこと、届けることについて、真摯に向き合ってこられた方だということが伝わってくるセッションだった。そしてきっと、真摯に向き合ってこられたのはそれだけではないのだろうこと、長い時間をかけて積み重ねた知識や経験を惜しみなく伝えようとしてくださっていることも。


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