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捨てる、以外の選択肢を持つ

3年前にユニクロで買ったブラックジーンズ(全然環境にも労働者にも良くないチョイスですが、合う形がなかなかないのです…)、数日前に履いた瞬間ふと「思っていたより色褪せがひどいな…」と思い、どうすべきか迷いました。

エシカルなものに買い換えるのもひとつの手だけど、形が難しいので要試着。
染めてみようかな?と調べたら、割と手間がかかる!
クリーニング店で染めてくれるらしいのでお値段見たら、最低でも5千円〜1万円以上かかる!それだけ出せば買い替えれるやん…と思ったのですが、いやそれじゃ同じことの繰り返しだ。面倒でも一度染めてみよう。と早速染め粉(ダイロン)を買ってきて、染めました!

まずは染めのbefore/afterをご覧ください。(画質が悪くて見づらく、すみません)

before
after
before
after
before
after

新品のような黒!
…にはなりませんでしたが、購入半年後くらいまでは戻ったのでは?と感じます。ちなみにジーンズ560g、ダイロン2袋使用しました。



今回自分で染色し、染色自体には6〜7リットルしかかかりませんでしたが、染めたジーンズを洗い流す作業に想像以上の水を使いました。きちんと計算はできていないのですが、100リットル前後は使用したのではないかと思います。

意外と水を使うなあ…と思ったのですが、販売されているジーンズ一本を作るのにかかる水は1万リットル前後。染色には1,000リットル前後かかるそう。
(水量は団体、企業により様々)

そう考えると、染色だけで1/10。新品購入より1/100に水の量をカットでき、多少は環境にいい選択になったのではないかな?と思います。
ちなみに染め粉代は¥1,300弱でした。店員さんに色止めは使わなくてもいいと言われたので、購入していません。例えユニクロで同じものを購入するとしても¥4,000弱なので、お財布にもいい選択に!(水、ガス代は省く)

衣類は洗濯だけでなく紫外線でも退色します。
色褪せだけで買い替えようかと思っている衣類のある方は、ぜひセルフの染色も視野に入れて見てください!実験のようで楽しかったですよ。




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