当たり前のことを当たり前に続けることが生む価値
こんにちは。不動産屋の松野まきです。
今日お話しすることは、当たり前のことを当たり前に続けることが生む価値についてです。
「当たり前のことを当たり前にやる」ということは、私たちの日常の業務の中で無意識に行われていたことで、今までは特別な強みとして認識していませんでした。
今日はそんな「当たり前」に関する気付きをお話ししたいと思います。
当たり前のことが大切だと気が付いたきっかけ
なぜ「当たり前のことを当たり前にやる」ことが大切だと思ったかというと、そのきっかけは他の不動産会社様との関わりでした。
私は十数年この業界に携わっていますが、真っ新な転職はしたことがありません。
一社目に勤めていた会社の役員が独立する際に同行し、そのノウハウやスタンスを受け継いで、その後自分で独立開業しました。
その為、他社のやり方に触れることがあまり無かったのです。
今になって他の会社様と交流を持つようになり、視野が広がりました。
そこで気付いたのは、企業ごとにそれぞれの「当たり前」が存在しているということ。
しかし、どの会社もお客様を大切に考え、最善のサービスを提供しようとする姿勢には共通点があると感じました。
自分たちが自然にやってきた「当たり前のこと」が、実は非常に重要で、強みであることを改めて認識したのです。
意外とできない「当たり前の事」
日常生活を振り返ると、「やった方が良い当たり前のこと」はたくさんありますが、実際にはできていない場面が多いことに気づかされます。
例えば、私はよく脱いだ服や使った鞄を椅子の上に置いてしまう癖があります。
夫と「椅子に物を置かない」というルールを決めたものの、すぐに破ってしまいます。
夫も、いつまで経っても洗った食器を定位置に戻してくれないことがあります。
こんな小さなことでも、少しずつ改善できると気付かれることがあり、それが思いがけず褒められる瞬間に繋がり、嬉しく感じます。
日常生活のレベルでさえ「当たり前のこと」ができないのに、ビジネスの場では「当たり前」ができていることを、当たり前すぎて価値がないと感じていました。
ですが、実際にはこの「当たり前」をしっかりと実行することが、ビジネスにおいて非常に大きな意味を持っていることを、最近改めて実感しています。
どんな「当たり前」を実践しているか
当たり前すぎて書くのも少し恥ずかしいのですが、以下のようなことを実践しています。
お客様に回答をお待たせする時は期日を切る
言ったことは守る
その場で答えられない場合、回答が出せる日をお知らせしておく
事前にタスクを明確にする
リマインドの中身を適切にする
質問や提案の意図を明確にする
オープンコミュニケーション
事前確認の徹底 etc
挙げればきりがないですが、こういった細かい「当たり前」を徹底しています。
どれか一つができていれば信頼が獲得できるというものではありません。
小さなステップをきちんと踏むことで、顧客や関係者に安心感を与えることができると信じて、ひとつずつ着実に丁寧に実行しています。
結び:信頼を積み重ねるための基盤
当たり前のことを当たり前に続けるということは、一見すると地味で目立たないかもしれません。
でもそれこそが信頼を積み重ねるための基盤であり、バシランドではこの姿勢を何よりも大切にしています。
私たちが目指す「人の温もりを感じるサービス」は、この基本に根差しています。
今後もこの当たり前を継続し、より良いサービスを提供し続けることで、お客様にとって信頼できるパートナーであり続けたいと考えています。
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