納得してご入居いただく為の契約→入金のプロセス
こんにちは。不動産屋の松野まきです。
本日は、いつもお世話になっている管理会社様へ契約書を受け取りに行ってまいりました。
今回のお申込みからご入居までのスケジュールがタイトだったため、郵送ではなく直接受け取りに伺いました。
今晩、契約を担当する夫が、お客様の職場の近くまでお伺いして契約を行う予定です。
管理会社の担当者様から契約金の入金の予定について聞かれ、契約後に入金していただくことをお伝えしました。
今日はこの「契約」と「入金」について、弊社の対応方針をお話ししたいと思います。
契約と入金、どちらが先?
結論から言うと、どちらが先でもシステム的には問題ありません。
ただし弊社では、原則契約締結後にご入金いただくようにお客様へご案内をしています。
なぜかと言うと、契約書の中身を見る前に契約金を振り込むことでお客様に不安を与える可能性があるからです。
お客様が納得できる状態で契約書に署名をいただいた後に、契約金のお支払いをお願いする方針をとっています。
スケジュールがタイトであった場合や、お客様に特別なご事情があった際も、できるだけ弊社側で調整を行うなどをし、契約→ご入金の流れを取れるようにご案内しています。
中には、入金ベースで契約書を送付してもらえる場合など例外もあります。
そういった場合もドラフトを事前にいただくなど、できるだけ内容を確認してからご入金いただくように努めています。
契約書と重要事項説明書にはしっかり目を通していただく
賃貸契約は売買契約に比べて不安が少ないように思われることもあります。
ですが、契約内容にはお住まいのルールや退去時の費用負担、更新時の条件などが細かく定められており、
これらをきちんと把握していないと、思いもよらないトラブルに発展する可能性があります。
解約時のルールや、原状回復の範囲、禁止事項や制限などは、必ず入居者に関係してくるルールです。
また、重要事項説明書には、物件そのものの情報だけでなく、周辺環境のリスク(ハザードマップや騒音など)や管理体制、共有部分の使用ルールなど、住んでから初めて気づくような注意点が詳しく記載されています。
結び:契約と入金は安心した状態で
弊社では契約を確認し、署名をいただいた後でお支払いいただくことを方針としています。
その理由は、しっかりと内容を理解し、ご納得いただいた状態で金銭の授受をしていただくべきだと考えているからです。
契約に至るまでのプロセスを大切にするのは、最終的にお客様が「ここに住んでよかった!」と感じていただけるようにするため。
物件の契約は人生の中でも大きな決断の一つですから、できる限り不安や疑問をクリアにし、納得した状態で契約を結んでいただくことが、私たちの役目だと考えています。
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