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入社して2年。採用コンサルタントと人事を経て、キャリアアドバイザーになった私が伝えたいこと。

HeaRに入社して丸2年が経過し、3年目がスタートしました。
2年前、このnoteを投稿し、緊張とわくわく半々の気持ちで五反田へ向かっていたのを思い出します。

そこから早2年。いろんなことがありました。

採用コンサルタントと新規事業のセールスで入社し、半年後には人事も兼務。ひとり人事 兼 採用コンサルタントとして1年間駆け抜け、昨年末からはエージェント事業の立ち上げを行っています。

HeaRでは本当にいろんな経験をさせていただきました。そんな思い出を振り返ろうと思ったものの、全くニーズがなさそうなので採用コンサルタントと人事経験を経て、キャリアアドバイザーとして感じるキャリアについて語ろうかなと思います。


人材業界・HR職種に特化したエージェント

その前に、昨年末に立ち上げたHeaR Careerについて少しだけ紹介させてください!

HeaR Careerでは、人材業界・HR職種への転職をメインにキャリア支援を行っています。

人材業界に特化している理由は、私たちのミッションである青春の大人を増やす"仲間"を増やしたいから。採用や組織、個人のキャリアに向き合うこの業界を盛り上げることで、生き生き働く大人を増やし、良い社会を作っていきたい。もっと青春の大人を増やしていきたい。そんな想いで事業を立ち上げました。

転職は"キャリア課題の解決"のため

なぜ、転職活動をするのか。
それは、キャリア課題の解決のためだと考えています。

 何かしらのキャリア課題があり、それが現職では解決できないため、転職を考えるケースがほとんどです。そのため、採用企業側は「自社に入社することでキャリア課題が解決される」ことをアピールする必要があります。

そのために、自社ではどんなソリューションを提供できるか整理すると良いでしょう。自社の特徴を4Pで整理しておくことで、候補者さんに網羅的に魅力やソリューションをお伝えすることができます。また、魅力だけではなく課題を伝えることも大切です。候補者さんによっては、課題が魅力に映るケースもあります。入社後のギャップをなくすためにも、魅力と課題(伸びしろ)を伝えることが重要です。どうしても自社のいいところをアピールしたくなりますが、求職者さんが次のキャリアに何を求めているのか、そこに対する情報提供が必要です。

※リンクアンドモチベーション社の4Pを参考

また、候補者さんが転職活動を行う際、企業に対して無関心の状態から認知し、応募・選考へ進みます。採用企業側は「無関心」の状態から興味・関心に導き、後半フェーズでは不安があれば取り除く必要があります。フェーズによって候補者さんが欲しい情報は変化していくため、適切に情報を提供し続けることが重要になります。HeaR Careerとしても、求職者さんが「無関心」の状態から、興味・関心に繋げ、後半フェーズでは適切に情報を届けることで、納得の行く選択ができることを大事にしています。

HeaRに入社してから2年間、私は採用コンサルタントとして企業様の採用成功に伴走してきました。また、自社の人事としても採用課題に向き合ってきました。詳細は以前noteにまとめたので、ここでは割愛します!

・・・と、ここまでは採用コンサルタントと人事としての目線でしたが、求職者側では何を大事にすべきなのか。ここからはキャリアアドバイザーとして、転職を考えている方向けにメッセージをお届けしたいと思います。

自身の"解決したいキャリア課題"は何なのか

転職を考えている方は、自身の"解決したいキャリア課題はなにか"をぜひ整理してみてください。

現状に不満がある方も、満足しているけどなんだかモヤモヤしている方も、なにかしら解決したいことがあるから転職を考えていると感じます。

「課題」と聞くとネガティブな印象を持たれるかもしれませんが、キャリア課題はネガティブなことばかりではありません。

「もっとキャリアアップしたい!ただ、現職では上が詰まっていて限界を感じている」
「家庭も仕事も大事にしたい!子育て理由にキャリアを諦めたくない」

など、「◯◯が嫌」というよりは「◯◯でありたい」という思いもキャリア課題です。叶っていないこと=叶えたいことですので、ぜひ叶っていないモヤモヤしていることをたくさん吐き出してみてください。

私はキャリアアドバイザー(以下、CA)として、まずは解決したいキャリア課題が何なのか、とことんヒアリングさせていただきます。

・いつから転職を意識しはじめたのか
・きっかけは何だったのか
・どんなときに強く転職したいと感じるのか
・どうだったらいいのか
・現職では叶わないのか etc…

結論、転職は手段なので、自社内でキャリア課題が解決できるなら転職はしなくてもいいと思います。転職エージェントではありますが、現職に残ることをおすすめすることもあります。

上辺の「転職理由」だけで支援をするとミスマッチが生じ、キャリア課題の解決ができず、同じことを繰り返してしまう可能性がありますからね。

"キャリア課題の解決"のために必要なこととは

解決したいキャリア課題を整理したら、どうすればそのキャリア課題が解決できるのか、どんな環境であれば叶えられるのか、考える必要があります。

わかりやすい例でいうと「稼ぎたい」と言ってる方が、評価制度もなく昇給率も低く、そもそも天井が見えている環境へ飛び込んでもキャリア課題は解決できません。

「顧客と長期的に深く関わりたい」とProfession(事業/職務内容)軸でキャリア課題を感じていた方が、目の前の待遇(Privillege)に魅力を感じて職種を妥協して転職をしても、またどこかでもやもやが出てくるかもしれません。

キャリア課題はひとつだけとは限りません。
複数ある中で、譲れるもの/譲れないものの優先順位を考え、総合的に判断できるとベストです。自身のキャリア課題をしっかり理解していると、選考過程で「自身のキャリア課題を解決できるか」の軸で企業を見ることができます。

なぜ、採用をするのか

ここまで、キャリア課題の解決のための転職という話をしてきましたが、企業側は候補者さんのキャリア課題を解決するためだけに採用をするわけではありません。

自社の事業成長や組織づくりにいい影響を与えてくれるのではないか、と何かしらの期待を込めて仲間に迎え入れます。

だからこそ、自分の「〜〜〜したい」だけでなく、「できる人間である」と評価してもらうことが重要です。

「○○できる環境はあるから、そこで結果をだせるかは本人次第。でも、◯◯さんならきっと成長して結果を残してくれるはず。」

こんな願いを込めて採用します。何かしら貢献できる可能性がある人間だと思ってもらう必要があります。

人事が見ているポイント

先程、" 採用企業側は「無関心」の状態から興味・関心に導き、後半フェーズでは不安があれば取り除く必要があります "とお伝えしましたが、こちらは求職者側も同じことが言えます。

人事の方は日々多くの書類を見ています。
その中で「会いたい」と思っていただく=無関心の状態から興味・関心につなげるための書類(履歴書・職務内容・スカウトサイトのプロフィール文章)を準備する必要があります。

いくら功績があっても、いくら内面が素敵でも、伝わらなければ意味がありません。営業職であれば、成績を定量的に記載することが有効的です。「〜〜を意識していた」ではなく「〜〜を行うことで、◯◯◯という結果に繋がった」とファクトで伝えることが重要です。

無事書類が通過したあとは、面談や面接でさらに興味を持っていただくこと、懸念点を払拭することが必要になります。

自身の強みをアピールすることも大事ですが、相手が知りたい情報を適切に伝えることも重要です。また、選考フェーズによって見ているポイントも変わっていきます。
※懸念を払拭するために嘘をつくことはやめましょう

今回は「キャリア課題」をメインにお伝えしましたが、転職活動では自己分析をはじめ、業界理解や職種理解など自身や企業と向き合うことがとても重要となってきます。

もしキャリアにもやもやしていたら一度お話しましょう!

なぜ、HeaRに入社したのか

最後に、少しだけ私の話をさせてください。

転職=キャリア課題の解決という話をしてきましたが、私自身、2年前にキャリア課題の解決のためにHeaRを選びました。

改めて、私の経歴は下記の通りです。

1社目:大手人材企業(営業)
2社目:人材系ベンチャー企業(キャリアアドバイザー)
3社目:IT企業(セールスサポート)
4社目:HeaR(採用コンサルタント、人事、キャリアアドバイザー)

前職時代の私は、現状に一定数満足はしていたものの
・改めて人材業界に関わりたい
・もっと顧客と深く直接関わる仕事をしたい
・10名以下の規模感で、会社をつくるところから携わりたい
・だけど子供との時間も優先したい(延長保育はしたくない)

こんなもやもやを抱えていました。そんな時にTwitterでHeaRを知り、カジュアル面談に申し込みました。
※大前提、これまでもずっとミッションへの共感とカルチャーフィットは大事にしていたので、ここは「キャリア課題」でもなく当たり前の要素として考えていました

複数回の面談と体験入社を経て、HeaRであれば当時のキャリア課題を解決できると感じました。

唯一懸念だった働き方に関しては、代表に直接交渉をして、どうすれば解決できるかを一緒に考えていただきました。HeaRは9時〜18時が定時ですが、当時保育園のお迎えがあった私は18時まで勤務することが難しく、出社日は17時にあがり、不足分を週内調整というかたちをとらせていただくことになりました。
※現在は全社員3h以下の中抜けは週内の調整でOKとなっています(原則は9〜18時定時で、状況に応じてフレックス勤務が可能)

私のさまざまなキャリア課題に対するソリューションを提供してくれたHeaRに意思決定をしたわけです。

実は、前職は11ヶ月での退職という早期離職を経験しています。
本当に素敵な会社でミッションもプロダクトも人も環境も、今でも大好きで自慢できるくらいいい会社だと思っています。

しかし、当時「本質的なキャリア課題」と「自分の強み」を考えられていなかったことが早期離職に繋がってしまったと感じています。

もちろん、結果論であって早期離職が悪いとも思わないですし、経験したから気づけたことも学べたこともたくさんありました。

とはいえ採用や人事に関わってきた身からすると、会社に何も残せず数ヶ月でやめてしまったことは申し訳ないと思っています。

だからこそ、企業側と求職者側の双方の青春のためにも、キャリアアドバイザーとしてミスマッチのないご支援をしていきたいと改めて思います。


4期 納会の集合写真!

なぜ、HeaRで働き続けているのか

当時のキャリア課題はHeaRに入ったことで解決ができているのか。
結論、できているから今もHeaRに居続けています。もちろん、次から次へと課題はでてくるし、キャリアに悩む瞬間がゼロだったかというとそうではありません。それでもあのときの選択は間違っていなかったと思っています。

関わる事業や職種の変化はたくさんありましたが、大好きな人材領域でいろんな角度から顧客と深く関わり、ミッション実現に向け組織も事業も自分たち次第でつくっていけるこの環境が本当に好きだな、と思います。正直、仕事量は多く配慮はあるけど遠慮は一切ない、そんな環境ですが(笑)それはそれで、私の求めていたものだと改めて感じます。

いろいろ語りましたが、長くなったのでそろそろ終わりにしますね(笑)

企業側はぜひ、「候補者さんのキャリア課題は何か?」を考え、(解決できる場合は)自社で解決できるということを訴求してください。

求職者さんは、ぜひ自身のキャリア課題をしっかりと考えてみてください。その解決が自社ではできないのか、転職するとした際はどういう選択をすれば解決できるのか。面接でもギャップが生まれないよう、自身が抱えている課題(転職理由として聞かれることが多い)をしっかり伝えられるようにしましょう。

・・・最後に!!宣伝させてください!

採用活動や社員の定着に悩まれている企業様は、無料相談会もやっているのでぜひご連絡ください!セールスリーダーの篠村が、どんなご相談にも乗ります!Twitter DMもしくはHPからぜひ!

▶▷▶篠村 Twitter:https://twitter.com/kyota_shinomura

転職やキャリアに悩んでいる方は是非、一度お話しましょう!!LPからエントリーもしくは石川へDMください!

▶▷▶石川 Twitter:https://twitter.com/manaishikawa_24

HeaRの「仲間」になることに興味がある方も是非一度お話しましょう!採用コンサルタント、エージェント事業部で仲間集めしてます🙌
wantedlyからご応募、もしくはDMください!

▶▷▶石川 Twitter:https://twitter.com/manaishikawa_24

改めて、今青春できているのは、支えてくれている家族とHeaRの仲間、パートナーさんやお客さまがいるからだと感じます。もっと貢献できるよう、3年目も頑張ります!

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