乳幼児の日光浴のメリット
日光浴するとどんないいことがあるのか
乳幼児の日光浴にはいくつかのメリットがありますが、
ビタミンDの生成は日光浴で皮膚が紫外線B(UVB)を受けることによって体内でビタミンDが生成されます。
ビタミンDは骨の発育と免疫機能の正常な機能に重要です。
また、日光浴による光の刺激は乳幼児の体内時計を調整し、夜間の良い睡眠を促進することがあります。
我が家での取り入れ方
・朝起きたら、窓を開けて日の光を入れる。
・出来れば窓際で遊ばせる。(マンションはベランダからの転落注意)
・午前中に自分の気分転換もかねて散歩に出る。
気にしていたのはこの3つくらいです。
ビタミンDの生成と体内時計の調整のためにやっていました。
育休中はまだしゃべれない息子と二人で部屋にいることで気が滅入ってしまいそうになることも多く、散歩に出て歩いているほうが気分転換になることも多かったです。
赤ちゃんが昼夜の区別がつくまでには3か月くらい時間がかかるといわれています。(概日リズムの神経の発達が必要)
日光浴をすることと生活リズムを整えることを意識して息子は3ヵ月くらいになる頃には昼夜の区別がついてきていたように思います。
ビタミンDってなに?
骨の強化
カルシウムとリンの吸収を促進し、骨の発育に必要な栄養素を体内に供給します。免疫システムのサポート
免疫細胞の活性化を助け、感染症や炎症に対する抵抗力を向上させる可能性があります。神経系の機能
神経系に影響を与え、認知機能や心理の健康に影響する可能性があります。睡眠リズムの調整
ビタミンDは睡眠リズムや体内時計を整えることに関係しています。
ただし、ビタミンDを生成するために過剰に日焼け止めをせずに過剰に日焼けをすることは避けたほうが良いです。
また、ビタミンDは乳幼児から摂取できるサプリもありますが過剰摂取にならないように注意する必要があります。
離乳食が始まったら脂質を多く含む魚などにもビタミンDが含まれるので食べ物からの摂取もおすすめです。
メラトニンとセロトニンについて
どちらも体内にある神経伝達物質です。
セロトニン
幸福感や気分安定を安定させる役割があります。
感情調整、不安やうつ病の症状の制御、規則的な睡眠、食欲調節などの重要な役割を果たします。生成にはトリプトファンと呼ばれる食事から摂取されるアミノ酸が必要です。
鶏の胸肉、大豆製品、チーズなどのタンパク質を含む食材がトリプトファンを多く含む食材と言われています。
メラトニン
体内で生成されるホルモンで、睡眠と覚醒のリズムの調整をする役割を果たします。
明るい光によって制御され、暗黒環境で分泌が増加します。
通常、メラトニンは夜間に分泌がピークに達し、体を睡眠モードに切り替えます。
明るい光が感知されると、メラトニンの分泌が抑制され、覚醒状態に切り替わります。この切り替えによって昼夜のリズムを維持します。
日光浴をすることでセロトニンが生成され、そのセロトニンがメラトニンに代わることで夜眠くなります。
一日のリズムを整えてあげると生活のリズムができてきて夜間の睡眠の質が良くなると考えられています。
体の発達と質のいい睡眠のためには日光浴は気軽に取り入れられる習慣だと感じています。
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