IoTサービスでユーザーとの接点を確保 製品改善に役立つデータ収集を可能に
▼クライアント
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ 様
https://www.bat.com/
▼業種
食品|飲料・たばこ製造|たばこ
▼サポート内容
電子たばこ関連アプリの企画・設計・デザイン・開発・運用
▼DXの分類・目的
派生事業(既存市場×新規資産)|新製品・サービスの開発
▼キーワード
アプリ開発|IoT
イギリスのロンドンに本社を構える大手たばこグループ「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」(以下、BAT)。2013年にいち早く電子たばこの販売を開始し、PRRP(Potentially Risk-Reduced Products:健康リスク低減の可能性を秘めた製品)の開発に注力。喫煙者のニーズを満たす高品質な製品と、市場を牽引するイノベーション創出に取り組んでいる。
モンスターラボは、ユーザーが電子たばこを管理・維持できるIoTサービスアプリの企画・設計・デザイン・開発・運用を担当した。
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■課題
BATが実施したユーザー行動調査の分析結果によると、電子たばこの継続的な利用を促すためには、使用開始から2週間後のユーザー満足度が重要であることが判明していた。
しかし、製品購入後のユーザーと密なコミュニケーションをとる機会が乏しく、正確な情報を収集するための手段を構築する必要があった。
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■ソリューション
プロジェクトでは、電子たばこ機器のバッテリー状態を簡単に確認できるアプリを開発。通知機能やメンテナンスのリマインダー、カスタマーサポート、店舗検索、ライブチャット、操作説明ビデオなどの機能を搭載することで利便性を向上した。
同アプリの利用を促すことで、BATは、ユーザーが自社製品をどのように使用しているかなどのデータを把握できるようになった。
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■結果
同アプリによって、ユーザーは電子たばこの管理・維持が簡単にできるようになり、BATは顧客との接点を確保できるように。顧客ニーズを的確に把握できるようになるなど、製品の改善に役立つデータの収集に寄与することができた。
(情報公開日:2019年5月9日)
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