数億円の既存技術を使って新規ビジネスモデル創出へ 事業推進をワンストップでサポート
▼クライアント
アジア航測株式会社 様
https://www.ajiko.co.jp/
▼業種
運輸サービス|空運|航空測量
▼サポート内容
釣り人向けメディアサービス『釣りドコ』のリサーチ・企画・設計・デザイン・開発・運用
▼DXの分類・目的
派生事業(新規市場×既存資産)|新製品・サービスの開発|ビジネス基盤拡大
▼キーワード
アプリ開発|PWA|データ活用
航空測量をベースとして事業を展開する空間情報コンサルタント企業「アジア航測」。近年では水中地形データを測量できる機材を用いて、河川や海域の地形図作成も行っている。
モンスターラボ は、海底地形マップを見ることができる釣り人向けのメディアサービス『釣りドコ』をアジア航測と共同企画開発した。
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■課題
航空機と最新鋭のセンサーによる空間情報の収集・解析をもとに、空間コンサルタントを行っているアジア航測は、新たに水中の地形データを測量できるALB(航空レーザ測深)を導入。
ALBは主に河川管理業務や社会インフラの点検などで活用。今後、活用の場を拡大するため、測量した水中地形データを用いた新しいビジネスモデルの創出が求められていた。
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■ソリューション
モンスターラボは、アジア航測の「海底地形図を閲覧でき、釣果を記録できるアプリ」というアイデアをもとに、アプリの基本設計や事業全体の進め方を提案。
その後、約1ヵ月で新規ビジネスモデルおよびサービスの基本設計を実施。リサーチ結果をもとに競合分析、ペルソナ設計、画面イメージの作成に取り組み、釣果を記録できるログ機能、ユーザー同士で釣果を共有できるコミュニケーション機能などのコンテンツを提案した。
当初は一般的なアプリを想定していたが、マルチデバイスに対応しながらも OSごとの開発やストア対応が不要で、リリース後のコンテンツマーケティング戦略にもメリットがあることから、PWA(※)での開発を採用した。
※PWA:プログレッシブウェブアプリの略。スマートフォン上でアプリのように動かせるモバイル向けのWebサイトを指す
UI/UXデザインの観点では、初心者でも親しみやすいポップさと優れた操作性を実現するするため、モンスターラボグループのデザインコンサルティングファーム「A.C.O.」のメンバーをアサインした。
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■結果
リリース後は新聞・Webメディアで取り上げられるなど、各方面から注目が集まった。また、アジア航測社内でも新規事業の先駆けとして期待を集めている。
モンスターラボでは新規機能の実装やコンテンツの拡充など、グロースハックの観点でも継続してサポートを実施している。
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■セミナーレポート
(情報公開日:2019年11月27日)
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