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地域に根差した決済アプリをアジャイル開発 IT人材育成・内製化支援も同時進行

▼クライアント
株式会社鹿児島銀行 様
https://www.kagin.co.jp/

▼業種
金融銀行・ノンバンク地方銀行

▼サポート内容
スマホ決済アプリ『Payどん』の設計開発運用

▼DXの分類・目的
派生事業(既存市場×新規資産)新製品・サービスの開発人材・組織

▼キーワード
アプリ開発アジャイル開発人材育成内製化支援フィンテック

鹿児島銀行は、鹿児島県鹿児島市に本店を置く地方銀行。「地域貢献」を企業理念の1つに掲げており、地域に根ざす金融機関として親しまれている。

同行は2019年、顧客の金融サービスへのアクセス拡大を図るため、口座保有者が利用できるキャッシュレス決済アプリ『Payどん』の取り扱いを開始。モンスターラボは同アプリの設計・開発・運用を担当した。

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■課題

鹿児島銀行は開発プロジェクトを通じ、行内でモバイルアプリの開発体制を構築したいという意向があった。そのため、綿密にコミュニケーションをとりながら協業できる開発パートナーを探していた。

開発スケジュールは、鹿児島銀行本店別館ビル内の完全キャッシュレス商業施設「よかど鹿児島」のオープンに合わせることが絶対条件であり、遅延なく進行することが求められていた。

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■ソリューション

モンスターラボは経験豊富なプロジェクトマネージャーとエンジニアをアサイン。まずは行内開発担当者に向けたアプリ開発の勉強会を実施し、エンジニアの習熟度と作業の難易度を考慮したうえで、機能ごとに分担して開発を進めた。

プロジェクト進行中は、SlackやBackLogといったコミュニケーションツールを活用し、定例会議を週1回設けるなど、行内開発担当者からの疑問・質問にスピーディーに回答できる体制を整えた。また、iOSとAndroidの差異を考慮した設計・技術選定などを行い、スムーズに進行できるよう工夫した。

開発中だけでなく、アプリテストやストアの審査対策、リジェクト時の対応など、リリースに向けたサポートも行った。

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■結果

スピーディーな進行に寄与し、商業施設のオープンに合わせて遅延なくアプリをリリース。地域の高齢者層を含め、多くのユーザーに利用された。アプリの加盟店は施設内の14店舗からスタートし、順次拡大していく予定だ。

また、モバイルアプリ開発の知見をレクチャーしながらプロジェクトを進めた結果、追加機能の開発は鹿児島銀行主体で行うことができ、開発内製化・IT人材育成にも寄与することができた。

今後も、新機能の実装やOSバージョンアップへの対応などに伴走しながら。サポートを継続していく。

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(情報公開日:2019年9月3日)

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事例についての問い合わせ、DX(デジタルトランスフォーメーション)のご相談は以下からご連絡ください。

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