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コーヒーと旅と僕

9月5日はTABIPPOのコーヒーゼミのDay2だった。
テーマは「コーヒーがもっと楽しくなる旅のススメ」で、Zoomを使ってオンラインで行われた。

当日の内容

結論から言うと、旅に出たくなる気持ちMAXになって、旅先でコーヒーを飲みたくてしょうがない気分になる内容だった。

学んだ内容の一部を簡単にまとめると、

旅するにこいちさん(VIVA LA COFFEE)
・現地流の飲み方を楽しむ
・旅先にグラインダーとネルドリップを持っていくと現地で新鮮なコーヒーを入れられる
・コーヒーは現地の人とのコミュニケーションツール!
etc...
新里龍海さん
・コーヒーの美味しさは、
 生豆(60点)+焙煎(30点)+抽出(10点)×エクスペリエンス で決まる。
 つまりエクスペリエンス(いつ、どこで、だれと飲むか)が重要ポイント。
・色々な所に足を運び、色々な人と、色々なコーヒーを飲んで、オリジナルなコーヒー体験を積み重ねてデータベースを作るのが大事。
etc...

すごく濃い内容で、
にこいちさんも新里さんも、自分の旅×コーヒー経験を楽しそうに話していて、
聞いているこっちも楽しくなってきた。

(当日の内容のまとめはしゅーぞーさんKIKOさんヒグさんの記事で完璧にまとめているので、ぜひそちらをご覧ください!)

自分にとっての旅×コーヒー

にこいちさんと新里さんの話を聞いて特に印象に残ったのは、
「コーヒーはコミュニケーションツール」であること。
「どんなシチュエーションで飲むか」が大事であるということ。

お二組ともコーヒーを通じて現地の人と仲良くなったエピソードを披露されていた。

たしかに、旅先で現地の人に混じってカフェにいると現地の雰囲気に溶け込めそうな気がするし、コーヒーが仲良くなるツールになるというのは素敵だ。
普段の日常は3日前に飲み食いしたものも思い出せないのに、
旅先で入った飲食店とかカフェの記憶は何年経っても鮮明に覚えていたりする。
旅先で飲むコーヒーってきっと特別なのだ。

そんなことを考えながら、せっかくなので自分自身のエクスペリエンスも振り返ってみた。
(こう見えても20か国くらいは旅行しているので、そこそこ旅の記憶がある)

初めて1人旅をしたベトナムで飲んだ、練乳の入ったベトナムコーヒーは美味しすぎて感動したし、

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周りに一人も日本人がいなくて心細かったエミレーツ航空の機内で出たコーヒーの香りは(たぶんインスタントなのに)妙に安心したし、

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ウィーンの本場のカフェに行った時は、ブラッド・ピット似のイケメンなウェイター(おじさん)が、男1人で来ていた僕に対して、お会計時にウインクしてきて、その自然な仕草に惚れそうになった(もはや惚れた)。

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他にも、
・知り合いと合流するために汗だくで歩き回ったマレーシアのカフェで休憩がてら飲んだ甘ったるいコーヒーは身に染みたし、
ポーランドの真冬の駅のホームで、1人凍えて夜行列車を待ちながら飲んだカフェオレは死ぬほど美味しかったし、
プラハのホステルで、コーヒーを入れようとしたらコーヒーメーカーが壊れて、1人絶望しながら修理したのも今となっては良い思い出である。
(これはコーヒー関係ないか)

こうやって思い返すと、
コーヒーは1人旅の興奮を高めてくれたし、
外国で一人きりという不安やさみしさを紛らわせてくれた。

というか、ここまで書いて気づいたのだが、なぜか海外でコーヒーを飲む時はいつも1人だった。

どれだけ記憶を辿っても、みんなでガヤガヤとコーヒー農園に行ったとか、現地の人にエスプレッソを奢ってもらったみたいな楽しいエピソードは出てこない。
(誰かと一緒の時はお茶やビールを片手に、ということが多かった)

ゼミで話を聞いて、コーヒーを飲みながらもっと周りと仲良くなるきっかけにすれば良かったと少し後悔した。

決して寂しい思い出ではなく、あれはあれで楽しかったのだけど、きっとさらに楽しくなったんだろうなと思う。

今の状況が落ち着いて旅に出られるようになったら、
色々な場所に行き、色々な人と色々なコーヒーを飲んでみたいと思う。

あとがき

旅するにこいちさんのVIVA LA COFFEEのトミオフクダ ドライオンツリーをいれてみた。
甘みが強いと書いてあったけど、たしかに甘い感じがする。また一つ好きなコーヒーが増えてしまった。
キッチンで一人いれた美味しいコーヒーを味わえて今日も幸せです。

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