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【読書記録】世界一やさしいブログSEOの教科書1年生(著:鈴木将司)

こちら、数日前に読み終えました。

最近、ライターとしてもちょこちょこっとお仕事を始めたので、その勉強用にと購入した本でしたが、SEO対策全般を学べる内容でした!

そして、今まで私はSEO対策というものを大いに勘違いしていたということを気付かされた一冊でした。

ほかにも、「SEO対策ってそんなことまで関係するんか……!」と驚きの連続。

私の恥ずかしい勘違いも含め、自分なりに衝撃を受けた内容をnoteにまとめておこうと思います。

■SEO対策を勘違いしていた。

SEO対策とは、Google検索で自分のコンテンツが上位に表示されるよう、アレコレ対策をとること。

ブログとかYouTubeで発信をしている人なら常識レベルのことですが、私はこれを大いに勘違いしていました。

SEO対策=検索されやすいキーワードを使うこと
だと思っていたんです。なんかもう恥ずかしいレベルの勘違い。

間違ってはいないけど、それはSEO対策の過程の一部に過ぎません。

検索されるワードを使うのは当たり前で、いざ検索された時に上位に表示されないと意味が無い。
そうなるように対策をとることこそSEO対策。

この時点で「私が今までやってたのはなんやったんや……」とかなりショックを受けました。勉強不足って怖いですね。


■自作自演はバレる。

自分のコンテンツを他サイトで紹介されると、Googleから「良いコンテンツ」として評価されます。

だったら1人でブログいっぱい立ち上げて、自分でリンクを貼ればええんでないか?

そんなずる賢いことを考える人も多そうですが、自作自演はバレるそうな。Googleどんだけ頭良いん???

リンクを貼ることを目的にブログを増やしまくり、質の低いコンテンツを量産すると、Googleから検索順位を下げられるというペナルティまであるんだとか。恐ろしいですね……。


■サイトのデザインも評価対象。

ブログのデザイン(レイアウト)も、Googleの判断基準に該当します。内容だけじゃないんですね……!

広告の割合が多かったり、記事を読むのに邪魔なところに配置されていたりするのは良くないとのこと。
そのほかにも、フッターやサイドバーにゴテゴテとリンクを貼りすぎるのも良くないんだとか。

広告はともかく、フッターやサイドバーはこだわり始めるとアレコレ詰め込みたくなってしまいそうですよね。

内容が良くてもレイアウトで減点になるのはもったいないので、気を付けたいところです。


■一貫性はやっぱり重要。

雑記ブログは伸びづらく、特化ブログは伸びやすいとよく言われます。

いろんなジャンルの記事が混在する雑記ブログは、何の情報が集められるサイトなのかが分かりづらく、逆に特化ブログはそれが明確だということが原因です。

当書にあった一例で、更新すればするほど検索順位が下がっていく高級不動産ブログの話がありました。

長年「港区 高級賃貸」について投稿したきたにも関わらず、そのテーマとは逸れた記事が増えていった結果、Googleに「これは港区の高級賃貸についてのサイトじゃない!」と認識されてしまったようです。

実はこれ、私もかなり心あたりがあります。

私は2つのYouTubeチャンネルを運営しています。
ひとつは写真系チャンネル、もうひとつは音大生時代の経験を語ったチャンネル。

写真チャンネルは、実はもともとはジャンルを特定しないバラエティチャンネルのような感じでした。
その後方向転換して写真チャンネルに改変したのですが、まっっったく伸びません(笑)

対して、音大チャンネルは全然更新していないのに順調に登録者が増えています。

おそらく、写真チャンネルは、バラエティチャンネル時代のよく分からない動画が多数残っていることもあり、Googleから写真チャンネルであると認識をされていないのだと気が付きました。

バラエティ時代の黒歴史動画を削除したら、ちょっとは分かるかもしれないですね。


■「なにを言うか」よりも「誰が言うか」

自分の体験から得た情報は一次情報と呼ばれ、もっとも価値の高い情報として評価されます。

例えば、海外留学経験のある友人に「絶対一回は海外行った方がいいよ!」と言われれば興味を持てますが、一度も日本から出たことがない人に「海外行けば成功するよ!知らんけど」と言われても、行く気にはなれませんよね。

よく、説得力とは「なにを言うか」じゃなくて「誰が言うか」だと聞きますが、SEO対策でも同じことが言えるというわけです。

私のYouTubeの話に戻ってしまいますが、音大チャンネルの方が伸びやすいというのは、このあたりもかなり影響していると思います。

写真チャンネルでも、自分の体験(一次情報)も発信していますが、やっぱりプロで活躍しているカメラマンYouTuberよりは専門性は劣ります。

専門で学んだ音楽、実際に身を置いた音大の話の方が説得力があるのも当然の話です。

かと言って写真チャンネルも諦めたくはないので、内容の精度を上げていくしかないですね!


■まとめ

全体を通して感じたのは、SEO対策とは、お客様ファーストでコンテンツを作成することがすべてだということ。

記事の内容はもちろんですが、レイアウトやコンテンツの一貫性、専門性……。

どれを取っても、読む人(見る人)が満足感を得られるかどうか、記事や動画の内容を信頼できるかどうかがGoogleの判断基準になっています。

誰かの役に立てるか?を、常に考える。
それこそがSEO対策なのだと気が付きました。

とは言っても、Googleの判断基準は公開されているものではなく、また、その基準も今後変わっていく可能性もあるようなので、常に勉強し続けていく必要がありそうです。

ブログに限らず、なにか発信を行っている人は絶対に学ぶべきSEO対策。

私も、もっと早くきちんと学んでいれば……と悔しい気持ちになりましたが、この悔しさをバネに頑張ります!

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