相手のバックグラウンドを想像してみたら、傷付く回数が減った話。
私って、めちゃくちゃ神経質でいわゆる「気にしぃ」なんです。
人から嫌な言い方をされたり、言われたくないようなことを言われたときには、眠れないほど気になります。心の中で相手をボコスコにしたくなるほど根に持ちます。
「じゃあそんな人と関わらなければいいじゃん?」という話にもなりますが、相手によってはそう簡単に縁を切れないのもまた事実。
私にも「なんでそういう言い方ばっかりするかな〜〜!!!」と苦手意識を持っている相手がいますが、だからといって「金輪際もう会いません!関わりません!」といえる関係でもありません。人生って難しい。
先日、その人と久しぶりに会う機会があったのですが、なんとびっくり。
なぜか今までよりイライラモヤモヤしなかったんです。
単純に、それなりに接触回数を重ねて慣れてきた、というのもありますが、私の視点を少し変えてみたのが大きい要因だと気が付きました。
相手のバックグラウンドを想像してみる。
私自身にも少し、いや、かなり思考の歪みがあると自覚しています。というマガジン連載を最近はじめたのですが。
過去の経験の中に、無意識のうちにトラウマを抱えていたり、なにかよくないきっかけがあって、よろしくない考え方や視点が根付いてしまった可能性が高いです。
そして、言葉にトゲがあったり、人を否定するような口ぶり人は、なんとなく「満たされていない」人が多いと思います。
もしかしたら、この人もそうなのかも?
私はなにも知らないけど、過去になにかショッキングなことがあったのかもしれない。
無意識レベルの小さいことだとしても、なにかその人が納得できなかったようなモヤモヤを抱えて生きてきて、それによって今も満たされなさを感じているのかもしれない。
「どうした?なんか過去にイヤなことでもあったか?」なんて聞くわけにもいかないので、結局は想像にすぎません。
聞いたところで、ただの煽りにしかならないしね。
でも「もしかしたらなにか抱えているのかも」「自分と同じで、なにか無意識領域で苦しんでいることがあるのかも」と仮定してみるだけでも、見え方はずいぶん違ってきます。
そう思うと、こちらとしても多少のことは許せるし、必要以上にイライラしたり、悩む必要もなくなりそうです。
私にも色々あるように、相手にもきっと色々ある。人間だもの。
それを受け入れて許していくことが、私自身のメンタル維持にも繋がっていきそうです。
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