見出し画像

「こうあるべき」なんてものは、実はニセモノかもしれない。

最近、ミニサイズの観葉植物にハマっています。

ハマっていると言っても、まだたったの2つなのですが。
ホームセンターで可愛い植物たちを眺めるのが、最近のマイブームです。

高校生の頃にも、小さなサボテンをお部屋に飾っていました。

緑が少しでもあると、お部屋が浄化された気分になります。

大人になってからは、お部屋に植物を飾りたいと思いつつ、なかなか重い腰が上がりませんでした。

お世話ができるか心配とか、育て方が分からないとかも理由のひとつではあるのですが、一番の理由は、「私の部屋に植物なんか似合わない」と無意識に思っていたことです。


私の家は、いわゆる汚部屋です。

テレビで見るようなゴミ屋敷には達していないものの、私も同居中の彼も掃除・片付けが苦手なので、基本的にいつも部屋は散らかっています。暴露するの恥ずかしいけど。


そんな汚部屋に、植物なんかあったってしょうがない。


観葉植物なんて洒落たもんは、きれいに片付けられた部屋に置くもの。
ていねいな暮らしをできる人が買うもの。

そんな固定概念があって、ずっと買うのを躊躇っていました。


でも、よく考えてみると、部屋はきれいに越したことはないですが、汚い部屋に植物を置いてはいけないという法律なんてないんですよね。


結局部屋は汚いまま、なんとなく成り行きで観葉植物をおむかえしましたが、部屋の状態に関わらず、植物はやっぱり可愛いです。

「部屋が汚いから植物を買ってはいけない」というのは、私が勝手に決めた単なる思い込みでした。

せっかくおむかえしたからには大切に育ててあげたいので、植物たちを置く一角だけは、さすがに片付けましたが(笑)

「もっと部屋がきれいだったら、この子たちももっと映えるのかな〜?」とか、「ほかにもおむかえするスペースを作るために頑張って片付けようかな…」とか、むしろ植物を買ったことによって、自分の意識がいい方向に変わりそうな気がしています。

「汚いから買っちゃいけない」ではなく、「買ったからきれいにしたい」。

この方が前向きにいられるし、苦手な片付けもモチベーションが上がりそう。


「こうあるべき」とか「こうでなければいけない」ということに固執しすぎると、チャレンジする機会を失ったり、自分が変わるキッカケを逃してしまうのかもしれません。

なにはともあれ、新しく家族に仲間入りした植物たち、大事に立派に育ててあげようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?