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複業って、別に全然すごいことじゃないよ。

私の働き方について、これまで何度もnoteに書いてきましたが、私は音楽家・写真家・会社員・ライターのパラレルワーカー(複業)として働いています。

っていうと最近、「色んなことやっててすごいね!」って言ってくれる優しい人がたっっっくさんいるんですが、実を言うと別にすごくもなんともないんですよ。

謙遜でもなんでもなく、マジで全然、なーーーんもすごくないです。

私がなぜこんなにもたくさんのことに手を出しているのか?

それは過去にもnoteに書いたとおり、極力やりたくないことからは逃げたいっていう思いだったり

単純に音楽や写真だけでは食っていけないから、会社員といっても非正規雇用のパート社員でボーナスはもらえないから……などなど。
このあたりはいつかnoteかブログかどっかに書きます(多分)

そんな感じで、自分の性格とかライフスタイルとかを色々考えて、アレはいいけどコレは嫌、コレはできるけどアレはできない……と取捨選択をしていった結果が今です。

好奇心旺盛に色々やってみているけど、「これは違うな」と感じてすぐに手を引いたものもたくさんあるし、なんでも手当り次第に飛び付くせいでトンデモ案件を引くこともしょっちゅうあります。

だから、そんな私から見ると、ひとつの物ごとを突き詰めて、長く頑張れている人の方がよっぽどすごい。

会社員としてしっかりやっていける人は、「会社」というコミュニティ中での人間関係を上手く構築できる人。

「ヤダヤダしんどい!」って言いながらも、ひとつの会社に長く勤められる人、ひとつの仕事をずっと続けられる人は、とても忍耐強い人。

今は苦しくても売れるまで絶対やるんだ!と歌い続ける人は、すごく情熱に溢れている人。

家族のために主婦(または主夫)として家庭に入る人は、愛情深い人だと思います。

私は楽器が吹けて写真が撮れて、ちょっとだけ文章が書けるけど、そんな忍耐強さも愛情深さも、誰とでも仲良くできるコミュ力も持っていない。

そんな欠陥をどうにかこうにかカバーしてくれているのが今の生き方であって、全然すごくない。むしろヘボヘボなんです。

今はこんな働き方でなんとかやっていますが、メンタルも豆腐どころか豆乳かな……ってくらい激弱なので、もしもなにかショッキングなことが起こったら「やっぱり就職して正社員になるわ(キリッ)」とか言い出す可能性も大いにあります。

なにが言いたいのかまとまらなくなってきましたが、要は色々やってる=すごい人ではまったくないということ。

あくまで働き方・生き方の一例として、「こんなヤツもいるんだなぁ〜」っていうのがどこかの誰かの為になる可能性が1%であれば……という気持ちで、これからもゆったり発信していきます。

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