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パラレルワーカーのしんどいところを語ってみる。

私は現在、パート社員として会社勤めをしながら、個人でも仕事を受けているパラレルワーカーです。

「個人の仕事」というのは、主に音楽・執筆・写真撮影などなど。実はたま〜に動画作ったりもしてます。

最初からこれほどたくさんの仕事を掛け持ちしていたわけではなく、好きなこと・やりたいことを足していくうちに少しずつ肩書きが増えていった感じです。
「パラレルワーカーです!」と公に名乗りはじめたのもわりと最近の話。

私がキャリアを築いてきた道のりや、パラレルワーカーとして生きていくマインドなんかは過去にnoteを書いていますのでよかったら読んでみてください。

「副業」でも「完全フリーランス」でもないパラレルワーカー。

会社員という安心感を手にしつつ、好きなことにも取り組めるこの働き方はメリットもたくさんあるし、「色々できるのすごい!」「楽しそう!」と言ってもらえることも多いです。

実際すごく楽しい、のですが、すごくしんどいなぁと感じることも多いんですよね。

最近、フリーランスの次くらいに「パラレルワーク(複業)」に注目が集まっているなぁ〜と感じているので(個人的の感覚です)、今日はパラレルワーカーのデメリットやしんどさを語ってみようと思います。


■予定管理が混沌化しやすい

一番はコレです。
複数の仕事が並行しているので、忙しい月はスケジュール帳がすごいことになります。

さすがに会社に出勤する日は忘れないにしても、個人の仕事の打ち合わせだったり納期だったりを、自分でしっかり管理しないといけません。

ちなみに私の管理方法は、紙の手帳×デジタルの二刀流。

使っている手帳はコレです。可愛くてお気に入りで自慢したいので見せびらかします。

すべてデジタル管理に1本化したいのが本音ですが、会社がスマホやタブレットの持ち込みがNGのため紙手帳も手放せず。

給与把握のために、会社のシフト管理はアプリも使っています。

こちらは「シフトボード」というアプリ。

手帳を持たずに出かけた先で、個人の仕事の打診があった際も、とりあえず会社のシフトとブッキングしていないかだけはスマホですぐに確認できます。

全デジタルOKの人は、Googleカレンダーとかで色分けして管理するのが一番分かりやすそう。


■タイムマネジメントが必須

複数の案件を並行するということは、一週間の中に複数の納期が存在するということ。

ちなみに、私は来週納期のものが全部で4つほどあります……。(note書いてる場合じゃねえ)
クライアントさんも全部別々です。

納期遅れにならないように進めるには、タイムマネジメントがめっちゃ大事です。

〇日までにA案件をここまで進めて、今日はB案件に着手して……など、自分で計画を立てて進めないと一生終わらない&間に合わない地獄。

納期遅れはなんとしても避けなければいけないので、私は自分の中で本来の納期よりも若干早めの「my納期」を設定して作業するようにしています。

私の今月のスケジュール帳

とっても見づらいですね、すいません(笑)
一応コンプライアンスを意識してモザイク多めです。

赤字が本当の納期、青字でカッコに入れてあるものがmy納期。
特に執筆案件はコレで納期遅れを防ぐことができています。


■予期せぬ繁忙期が訪れる

「今月は案件少ないし、ほぼ会社出勤だけかぁ〜」と気を抜いていると、一気に個人仕事の案件が入ってくることもあります。

これに関しては、ゆっくりしたければ仕事を断ればいいだけなのですが、個人的にはせっかく「みきてぃさんに!」と依頼してくれた仕事はなるべく断りたくないなぁ、と思っているので、よほどやりづらい案件でなければ引き受けてしまいがち。

ゆえに、気をつけないとセルフブラック企業になります。

ここ数ヶ月ほどブラック勤務になりつつあるので、そろそろ気をつけねば。


■プライベートと仕事の境目が曖昧になる

これについても工夫次第で防ぐことはできますが、気をつけないと「休みの日」という概念が消えがちです。

私の場合、会社が休みの日もしくは退勤後に個人の仕事をするのが日常的。

音楽の仕事で出張した宿泊先で執筆の仕事をやる……なんてこともよくあるし、普通にプライベートの旅行先や帰省中もバリバリ仕事します。

これについては私はそこまで苦ではないのですが、さすがに完全オフがない日が続くと「もうやだ疲れた……なんもしたくない……(白目)」というモードに入ることもあります。人間だもの。

会社を休んで自分の仕事も休憩して「今日は完全オフ!!!」と決め込んでも、仕事の連絡通知は全然普通に来ます。私の休日とクライアントさんの休日は同じではないからね。

今日はオフだから返信は翌日、とするのもアリですが、私は通知が溜まっているのが気持ち悪くてさっさと返してしまいたいタイプなので、1ミリも仕事をしない日というのはほぼないかもしれません。

会社員とほかの仕事を兼業するタイプのパラレルワーカーさんは、「会社が休み=完全オフ」の概念をぶっ壊せないとしんどいかも?


■パラレルワーカー、激務かもしれない。

SNSなどでほかのパラレルワーカーさんの発信を覗いていると、みんな死ぬほど忙しそうだな〜〜!!!と感じます。

ひとくちに「パラレルワーカー」といっても、私のように会社員となにかを兼業しているのか、全部個人事業でいくつもの顔を持っているのかなど、働き方によってもちろん状況は違います。

ですが、複業の仕事を並行している点は共通しているので、自ずと作業量は増えていくのかな……というイメージです。

これからなにか副業的なことをはじめてみようかな〜とか、色んな仕事をやりたい!!と思っている人に参考になればと思い、とあるパラレルワーカーの一例を置いておきました。

またね。

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