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自己紹介のたびに、自己否定するのをやめたい。

noteでは何度かお話したことがあるのですが、私は超がつくほどネガティブ、そして被害妄想激しめの人間です。

暗めな性格+気づいたときからいじられキャラということも相まって、息を吸うかのごとく自虐・自己否定をするクセがあります。

昔はそれほど気にしていなかったのですが、最近コレがけっこう大きな悩みとなりつつある。


noteをはじめた去年あたりから、SNS発信を自分なりに頑張って、色々なコミュニティに顔を出したりして、人間関係がそれまでとかなり変わりました。

「はじめまして」の人と自己紹介をする機会も増えたワケですが、最近あることに気がついたのです。


私、自己紹介の回数分自己否定しているのでは???



相手「楽器吹けるんですか!すごいですね〜!」
私『いや、全然お金になってないもんで!!!!』

相手「すごい!色んなことできるんですね〜」
私『いや〜、全部中途半端なんですよ(汗)』

相手「自分でなんでも出来ちゃうんですね!」
私『頼める友だちいないんですよ〜〜コミュ障なんで!!!!』


もうさ、いい加減にしろよ、私。(激怒)

人に誉められたときに謙遜するのはあるある、というかごく自然なことですが、私は謙遜を通り越して自虐・自己否定を繰り出してしまうのです。

自分が発している言葉はほぼ100%本音ではあるものの、せっかく誉めたのにそこまで強く否定されては相手も「えぇ……?(引)」と会話を広げられなくなってしまいます。

誉められるとすごい勢いで否定するし、かといって自分から別の話題を広げられるほどの話術もないので、相手からすればただの「めちゃ絡みづらい人」ですね。もうほんとヤダ。


なんでこんなことをしてしまうのか、理由は自分でもよく分かっていて、自分にまったく自信がないからなんです。


私、昔からよく「仕事できそう」「しっかりしてそう」という印象を持たれます。

でも実際は真逆で、全然しっかりしていなくて臨機応変が大の苦手。
パラレルワーカーを名乗って色々な業務をやってはいるけど、決して器用ではなく要領がいいわけでもありません。テキスト通り・マニュアル通り、コツコツやるのが苦じゃないだけです。

シゴデキと勘違いされる理由はよく分かりませんが、なんとなく顔面?や雰囲気がしっかり者オーラを漂わせてしまうようで、でも実はポンコツだからそれがバレたときが本当に怖いんですよ。

「え、コイツできる顔してただけじゃん」って幻滅されるの、めっっっちゃくちゃ嫌だ。

第一印象がポイント高いと、もうそこから先は落ちるしかないので、「だったら最初からポイントを下げておこう」と無意識の防衛本能が働くのです。

やめてくれ、私はアナタが思ってるほどしっかりしていない。なにもできない!って。

さらに加えて、世の中には自分より経験年数が短くても成果をあげている人、年下なのにめちゃくちゃしっかりしている人がゴロゴロいるのです。

そんな人たちを「マジですげぇな」と尊敬の眼で見ると同時に、「私なんもできんな」が加速してしまう。比べたって仕方ないのにね。


この無意識のクセ、今まではそれほど気にしていなかったけど、フリーランスとしての独立を強く意識し始めたあたりから「あれ、コレヤバいのでは???」と思いはじめました。


だって自信のないやつに、仕事なんか任せられないよな。


せっかく「コイツできるのでは……?!」と思ってくれてるのに「いやいやいやマジで私なんもできないんで!!!!」って、自分で自分の営業妨害してるよね。

せっかく誉めてくれた相手に対してもすごく失礼だし、自分を下げる言葉を使うせいで「あ、私できないヤツなんだ」とマイナスな自己暗示もかかるし、本当にいいことがありません。

自己評価も自己肯定感もドン底な私が、このクセを取り除いて自分に自信を持てる方法は、正直まだよく分かりません。

誉め言葉とお世辞の境目って本当に見えづらいから、誉め言葉を受け入れることは批判を受け入れるのと同じくらい怖くて難しい。

でも、人からもらった誉め言葉を素直に受け入れてみる勇気も必要なのかな、と思った、そんな深夜1時。

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