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なんでもかんでも、仕事に結びつけなくてもいい。

今まで話してきたことと真逆っぽいことをいいますが、「なんでもかんでも仕事に結びつけなくてもいいんじゃないか」って、最近思うのです。

パート社員として会社に勤める傍ら、音楽家・ライター・写真家……などなど、色々ことを仕事にしてきた私。

会社員以外のキャリアはどれも「これ好きだな〜」「楽しいな〜〜」と、趣味からはじまったものが多いです。

そんな私は、なにかにつけて「これ仕事になるんじゃないか?」と考えてしまう癖があります。

果たしてそれが上手くいっているのか、稼げているのかは別として、とりあえずなんでも仕事に結びつけて考えてしまう。

別に悪いことではないけど、これってやりすぎるとちょっと危険かもな、と感じはじめています。

だって、

最近仕事のことしか考えていないんだもん!!!!


最終的には独立して完全フリーランスになって、嫌なことは極力避けて好きなことを仕事にして生きていきたい。

そんな私が目指すところは、「楽しい=仕事=人生」の公式が成り立つ世界線なので、毎日仕事のことばかり考えるのも当たり前というか、そうであるべきだとは思うのだけど。

頭の中が仕事!仕事!でパンパンになると、純粋にものごとを楽しむ目線が薄れてしまうような感覚があります。


たとえば、推し活。

私には小学生の頃から推しているアーティストがいて、ここ最近はよくライブに足を運んでいます。

すっごく楽しくて感動して毎回ズビズビと鼻水を垂らすくらいに号泣してしまうのですが、いつも頭の片隅で「この人たちのこういうやり方、自分にも生かせないかなぁ」と仕事モードな思考の自分がいます。


次に、読書。

フラリと本屋に立ち寄ったとき、最初に向かうのはビジネス本コーナーです。

本当は、エッセイとか雑誌もたまには読みたいなぁ〜と思っているのに、「いや、まずは勉強しなくては」と知識を得る系の本ばかり買ってしまいます。


休日に出かけるときも「カフェで休憩するときに作業できるかも」と重いPCを持ち歩いてしまうし、今こうしてnoteを書いているあいだも「今日の帰り道はあの作業やろうかなぁ」と考えてしまったり、とにかく仕事のことばかり考えてしまって目の前のことを楽しめていないんですよね。


最近noteの更新がめっきり減ってしまっているのもそのせいで、毎日仕事のことしか考えていないので、ふとした心の動きとか感情が揺さぶられることに鈍感になっている気がします。

毎回なにかしら感じていることがあるはずなのに、それにすら気がつけないほど、なんでも仕事目線でものごとを見ている。

たまには頭の中を空っぽにして、なにも得られなくてもいい、なににも繋がらなくてもいいから純粋に目の前のことに集中する時間を作りたい、と感じています。

もともとずーっと仕事をしているのが苦ではないタイプなので、ON・OFFなく仕事をし続けられるのが強みでもあるのですが、なるほど、これが「メリハリ」というやつなんですね。


意識的に、かつコストをかけずOFFを作るにはどうすればいいか……とちょっと悩んだのですが、今週末から大好きな鬼滅の刃のアニメ3期がはじまるので、ひとまず毎週日曜日の夜30分間だけは、頭を空っぽにしてアニメを楽しもうと思います。

なににもならなくても、なににも繋がらなくても、ただ「楽しい」を優先したっていいよね。


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