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自分が分からなくなったら、本屋に行こう。

ここ最近、よく本屋に行っています。
行っただけで、特になにも買ってはいないのですが。

年が明けて、まだ15日。
だけどすでに5〜6回くらいは本屋に行っていて(多分)、昨日は1日で3軒の本屋をハシゴしました。

昨日もやっぱりなにも買わずに帰ってきたのですが、なんだか心はとても満足していて、それまでモヤモヤと漂っていた霧が少し晴れて、ちょっぴり前向きになれる感覚がありました。

思い返せば、本屋に行ったあとって、こういう気分になることが多いかも。


ー本屋に行くと、自分の欲しているものが分かるよね。

ずらーっと並んだ大量の本の中、「このタイトル惹かれるな」「これデザイン可愛いな」「紙の質、ええなぁ」と、直感的に気になったものを手にしていきます。

中身をパラパラっと見て、「うーん、なんか違うかも?」と感じたらまた次を手にして。
このなんでもない、本屋でのあるある風景に、ふと気がつくことがありました。


日によって、読みたい本って違うんだな。


「なにを当たり前のことを……」って話なのですが、これってすごい重要なことじゃない?って思うんです。


私がよく手に取るのは、ビジネス本と自己啓発本。

昨日の私は、数あるビジネス本の中でも、「聞く力」とかカウンセリング系とかが目に留まっていました。
お正月に本屋に行ったときは、表紙のデザインと写真がキレイなエッセイ本が気になっていました。

あるときは「習慣化」とか「時間術」とか、生活習慣にまつわる本を片っ端から手にしていたり、ごく稀に、普段は全然読まない小説コーナーをふらふらと覗きに行ったりもします。


こんなにたくさん本があるのに、どの本屋にも似たような本が並んでいるのに、手にするものは、いつも違う。


そのとき自分の目に留まって、心惹かれるものって、そのときの自分が欲しているものなんですよね。

「前向きになりたい、活力がほしい」とか「こんなスキルがほしい」とか「美しいデザインや言葉に癒されたい」とか。

なんにも買わなくても、「あ、今の私ってコレが足りないんだ」って気がつけるだけでも少しモヤモヤが晴れたりするものです。

「積読を消化するまでは、本屋に行くのをやめよう」と思っていたけど、やっぱり積極的に本屋に行こうと思います。

なんにも買わなくても、読まなくてもいい。
(本屋さんからしたら、ちょっと迷惑かもしれないけど。)

ちょっと自分探しをしたいとき、本屋はその手助けをしてくれそうです。

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