ずっと、自分は身体が強いと錯覚していた。
タイトルのとおりなのですが。
私は生まれてこのかた、ずーっと自分は身体が強いと思っていました。
ですが、自分はどちらかというと世間一般的には「身体弱い」に属するということに、わりと最近気が付きました(遅い)
私は自律神経がダメになりやすく、加えてPMS的な症状もわりと出やすいタイプです。
PMSに関しては病院に行っていないので自己診断ですが、そろそろ婦人科のお世話になろうかと検討中。
そんなこんなで体調が万全の日って、よく考えてみると1ヶ月のうち3分の1くらいしかなくて、ぶっちゃけ月に1〜2回は会社に行けない日があります。
こんなんでよく「私身体強い!」って思ってたなって、自分でも笑ってしまいますが、私が勘違いに陥った理由が最近ようやく分かりました。(遅い)
その①、風邪をひかないから。
私、めっちゃ体調を崩すんですけど、どういうわけか風邪はひかないんですよ。
今年は珍しく胃腸炎だのコ〇ナだの色々やらかしてますが、普段は風邪もひかなければ季節の流行病にかかることもなく、インフルエンザにも8年近くかかっていません。
菌やウイルスには強めの体質がゆえ、イコール自分は身体が強いと思い込んでいました。
そこ以外はボロボロなのにね。
その②、他人に迷惑をかけている自覚がなかったから。
社会人になってからは別として、学生時代は自分の体調が不安定なことにより、他人に迷惑をかけることはそれほど多くなかったし、迷惑をかけていたとしてもあまり自覚がありませんでした。
というのも、大学生なんて大体の授業は自分の都合で休めるし、欠席の連絡なんて入れる必要もない。
休んでも困るのは自分だけで、他人に大きく迷惑をかけることはありません。
高校生の頃にはすでに自律神経がバグっており、言葉で例えようのない体調不良が酷かったのですが、我が家は「熱がない限りは学校は休まない」という方針だったので、朝は母に起こされ学校まで車で輸送されていました(笑)
その後体調が悪化して「やっぱり無理」と、結局母に迎えに来てもらう……なんてこともたまにありましたが、「とりあえず学校には行けた」という事実になんとなく安心感があったし、学校で調子を崩して先生方に迷惑をかけているという自覚があまりなかったので(ヤバい)、「休まない=身体強い」みたいに思っていた節があります。
そんなこんなで、私はずーっと「私、強い!」と思って生きてきたのでした。
でも、よく思い返してみれば、中学生の頃も保健室で寝たことが何度かあるし、大学生の頃は救急車で運ばれたり入院したり、どっからどう見ても強くなんてなかった。
「もしかして私、身体弱いのでは?」と自覚しはじめたのは社会人になってしばらく経ってから。
当たり前ですが、社会に出ればストレスや疲労も増え、学生時代よりも身体がダメな日が増えました。
そして、学生時代との大きな違いは、体調を崩すと人に迷惑をかけるということ。
月に1〜2回会社に行けない日があるって、社会人としては異常者あつかいです。もれなくズル休みを疑われることでしょう。
さすがに面と向かって「みきてぃさん、本当はズル休みだよね?」なんて言ってくる人はいませんが、そう捉えられても仕方がないな、とは思っています。
世の中の社会人は、休まずに会社に行けるのが当たり前なんだ。
中には無理して行っている人もいるのだろうけど、無理しても行けない日が月に何度もある自分は、世間一般的にいう普通ではないのだ。
それに気が付いてから、「自分身体弱いかも?」とちょっと認めるようになりました。
認めたからといって体質が変わるわけではないですが、今まで「私は強いから大丈夫!」とグングン突っ走っていたところを、「私あんま強くないからここまでにしとこ……」とストップをかけることくらいはできるかもしれないな、と思っています。
早く具合が悪い日に気兼ねなく休める環境に身を置きたい……と思いつつ、自分の弱さを認めて整える努力をしていきます。以上。
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