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自分の見え方なんて、自分が一番分からない。

自分自身を、会社員・音楽家・ライター・写真家の「パラレルワーカー」と名乗る私は、周りからどう見えているのだろう。

人の目なんて気にしたってしょうがないと頭では分かっていつつも、やっぱりたまに気になってしまうときがあります。

・なにをしているか分からない
・なにがしたいか分からない
・フラフラしてる
・色々やってるけど全部中途半端
・必死な感じがちょっとイタイ

スーパーネガティブを28年間極め抜いた私が思う「皆からみた私」はざっとこんな感じかと想像しています。(ひでぇ)


「こんなふうに思われているんだろう」という先入観があるため、ネットで知り合った人はともかく、リアルの知り合いにTwitterやnoteを見られるのは正直嫌だなあと思っています。見てくれてる皆ごめん。

「なら書くなよ……」と言われればそれまでですが、親しい人にほど、自分が熱くなってるところとか必死なところを見られるのってなんか恥ずかしいじゃないですか。

「なにお前、意識高い系?」って言われるの嫌だもん。

知り合いならまだしも、きっと身内にも心の中でバカにされているか、もしくは家族の中で唯一正規雇用じゃないことで心配をかけているのだろうと思っていました。

そう、最近までは。

この頃「あれ、以外とそうでもないかも?」という出来ごとがいくつかありました。


その① 誕生日にもらったリプ

誕生日にツイートしたら、こんな嬉しいリプをもらいました。

この方、数年前にTwitterで繋がった方で、リアルのお知り合いではありません。

ネット上でもそんなに絡む仲ではなく、たま〜にお互いのツイートにいいね!を押し合うくらいですが、「共感してます」との嬉しいコメント。

しかも「勉強させていただければ」だなんて……!

私のようなどこにでもいるアラサー女の発信を、こんなふうに見守ってくれる人もいるとは、ありがたい限りです。


その② 仕事仲間から「note読んでます」

今度お仕事でご一緒するピアニストの方から、「私、未貴さんのnote読んでます!」と。

おそらく読んでくれたのはこの記事かと思われます。

「ちょうど環境が変わったりで悩んでいたところで、すごく元気出ました!」と、面と向かって感想を話してくれて、嬉しいやら恥ずかしいやら。

一応ライター名乗ってる私ですが、noteは文法も構成もしっちゃかめっちゃか、推敲もなしの散文なので恐縮of恐縮です。

それでも誰かの心に届くこともあるんだなあ、少し自信になりました。


その③ おとんがパラレルキャリアに興味津々

先日急用で実家に帰ってました。

兄も帰省し、久しぶりに家族4人集合したわけで、当然のように近況報告会が始まります。

「ところで、Webライターってなにしてるの?」と父。

「パラレルワーカーって、今いくつ仕事してるの?」と。

うちは父も母も会社員。兄は公務員。
私みたいなヤツは、親族のどこを辿ってもいません。

私のような働き方は理解されなくて当然だろうし、いい歳して正規雇用にならない娘や妹を、両親も兄もよく思っていないだろう。

「そろそろちゃんと就職しろ」といつ言われるだろうと、勝手にずっと身構えていました。
売られる予定のないケンカを買う準備をしていたというか。

ところが意外や意外、「じゃあ起業して社長になったら、俺も雇ってもらおうかな」と父。

別に起業するとも社長になるとも言った覚えはないのに、なんの話やねん!と思いましたが、「成功したら面倒みてくれ」ではなく「雇ってくれ」というあたり、応援してくれているし、私の働き方に興味を持ってくれているんだろうなと思います。

なんなら、「ホリ●モンが、何十年もひとつのことしかやってないヤツはその後苦労するって言ってた!」とか言っててちょっと笑いました(笑)

母と兄は、「最近YouTubeやってないね」と。
今までなんも言ってこなかったけど、実は楽しみだったんかな。

起業とか社長とかまで考えていなかったけれど、定年後の父を雇うの、面白いかもしれない……と密かに思っています。(定年後も働かせるひどい思考)


自分の見え方って、自分が一番分からない。

被害妄想がひどすぎて、勝手に見えない敵を自分で作ってしまっていました。

ですが、意外と周りからの私への評価は、必ずしも悪いものではないみたいです。

もちろん、そうは思っていない人もいるでしょうけど、よく思ってくれる人とだけ関わってつながっていけばいいよねという、至極シンプルな結論にいたりました。

尊敬するインフルエンサーの方々がよく言うように、自分への評価は自分で決めるものではないですね。

おしまい。

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