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五次の隔たり で乾杯。 ~ day 360 (2020.07.06)

「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます。
360日目。
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雨。

地域によっては大変なことになっているようで、ニュースを目にすると、気分がそわそわと落ち着かない日が続いてます。
これ以上、被害が広がらないことを祈るのみです。

なので、とっておきのビールを開けます。献酒。

京都醸造さん が、5周年を記念して醸造した「 五次の隔たり 」。

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赤みがかった、濃いめの褐色。
副原料に、カカオニブと、コーヒー豆と、バニラビーンズを使っているという、変わり種。そして、Alc. 9% というストロングエール。

ほんのりと、バニラビーンズの甘い香り。カラメルモルトに、コーヒーとカカオの風味が重なって、重厚な風味。アメリカンチェリーのような酸味も、かすかに感じられます。
ハイアルコールということもあるので、バーレーワインのような印象も。

「 五次の隔たり 」という変わった名前( 京都醸造さんの場合、いつもですが )の由来は、

地球上の誰もが5人の知り合いを介すると、世界中の誰とでもつながることができるという理論があります。このご時世、これを思い出すことは特に大切で、私たちの心の中には友人や家族の存在があるので、直接的なつながりが私たちを強くするということも思い出します。
このビールは、5年間の歴史の中でできた4人の友人と、より大きな醸造コミュニティー全体とのつながりだと思ってください!

とのこと。

このビールに使われている副原料も、そういった京都醸造さんの5年の歩みの中でのつながりからもたらされています。

コーヒーは何度もコラボしてきたかもがわカフェや、焙煎に加え業務上のオペレーション面でもたくさん学ばせてもらった、地元のロースターKurasuコーヒーのものを使いました。カカオニブは東京のBean to Barのショコラティエ、Minimal Chocolateから仕入れました。彼らとは2018にコラボし、最も興味深く学びの多いビールの一つになりました。最後にマダガスカルバニラは、長年の友人でフレーバーに関するアドバイザーでもあるパティスリーSから調達しました。

これ、置いておくと、もっと熟成されていって、よい感じになりそうです。もう一本、買っとこうかな。

ごちそうさま。




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