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#アカデミア
若手研究者の窮状(序)と、金ダライ
先日、理数系の博士課程の先輩(男性)と、若手研究者の貧困について話していたときのことだ。
「学振(DC1)の条件は本当に酷い。地方出身で東京で一人暮らしをしている学生にとっては、特に酷すぎる。実家が金持ちじゃないと無理だよね。」
という話題だった。
学振(博士課程学生向けの給付型奨学金のようなもの、月20万支給。後述の通り本当に条件はヒドイのだが、これ以外ほぼ選択肢がないので皆必死こいて応募書類
子持ち男性の育休未取得はキャリア競争における不正。女が一人で「ライフイベント」を迎える?そんなわけあるかよ…。
この前、個人研究費の説明会に行ってきたのだが、プロジェクトの責任者の40代半ば〜50代の男性教授が
「ちょうど応募資格に当たる30代くらいは、女性はライフイベントが重なりますから、」
と言っていた。身構えてはいたものの、
(うわぁ…やっぱり言ったよ…)
と。すごく残念だったし呆れた。
(この人の周りにはバリキャリシングルマザーしかいなかったんだろうか…?)
(知り合いの男性は一人も結婚