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乳がんになってからストレスなのはお金のこと!アメリカ医療複雑すぎ

3月25日に東京で乳がんと診断され、東京で治療するかアメリカで治療するか迷い、最終的にアメリカでの治療を選びました。

選びはしたものの、アメリカの医療の複雑さと高額さについては、常にストレスでした。

とにかく、複雑すぎて、よくわからん!

とぼやいててもことは進まない。ということで、モンタナ州の癌サポート団体のウェブサイトを見てみました。

そこで学んだことは、

・請求は、間違いが多いので、すぐ支払わずに、正しいか確認する。間違っていたら、指摘する。
→ こんな作業を、抗がん剤や放射線治療が始まってから、1人でコツコツと進められる元気がわたしにあるのだろうか・・・?

・請求書は、いろいろなところから来る。例えば、病院、保険会社、医師個人個人、薬局。
→ なぬ!そうなのか。てっきり、病院→保険会社→わたし に請求がくるのかと思っていた。となると、年間の最大支払額に達するかどうか、ばらばらといろんなところから来る金額を積み上げておかなきゃいけないのね。

でも、どうやって???さらに、年間の最大支払額に達したら、誰にどのように報告すればいいのか?

・とにかくすべてのデータをリスト化して、管理せよ。
→ 管理するのはいいけど、管理したリストを、どのように活用すればいいのか?また、活用法は、誰に聞けば教えてもらえるのか?

・請求書が出される前に、担当医や治療があなたが加入している保険でカバーできるか確認するのがよい。請求書が出されてからでは遅い。
→ 誰にどうやって確認すりゃいいんだ!担当医はもう決められていて、いまから変えられるとは思えないし、関わってる医師や看護師の名前をすべて把握するのは無理。

わたしが加入している保険では、保険の効く治療に関して、年間最大支払額が決まっている。おそろしいのが、保険が効かない治療がなされた場合には、法外な額になりえるということ。

と、調べれば調べるほど意味が分からなくなりイライラしているわたしに、「ぼくたちが加入している保険はすごい良いから、大丈夫だよ。」と、まったくもって意味を成さないなぐさめの夫の言葉。もちろん、さらにストレスがわたしを襲うのであった。

ほんとに、アメリカでの医療費の支払いのことを考えるたびに、日本の医療システムの素晴らしさを実感します。


さて、4月2日(火)に、日本から帰って翌日の、わたしのチームを担当になった女性との打ち合わせのとき、「何か心配なことは?」という質問に、「お金ですね、お金。とても心配です。」と間髪入れず。
すると、病院付きのソーシャルワーカーさんに別途、相談できることになりました。夫が元乳がん患者の同僚に紹介してもらったという方を指名して、予約を入れました。が彼女はかなり多忙で、かなり先の、4月24日(水)。まじかー、それまで、このストレスは解消されないのか。まいったな。



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