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【20】治療費支援の申請がおりて、気分が上がってきた。もっと免除されたい!

アメリカの医療費は、高い。
日本と2桁違う請求が、いろんなところからやってくる。
最初はほんとになにをどうしてよいかわからず、であった。

で、病院に相談して、ソーシャルワーカーさんを紹介してもらいました。

これで、状況がつかめるようになり、ぐっと楽になった。

まず、やったー!なのは、職場モンテッソーリ保育園で入っていたアフラックの短期休業補償保険が、おりた
そして、無事にチェックが届いた。
(郵便局の人材不足で、郵便が来なかったり、届かなかったり、他人のが郵便受けに入ってたり、ほんと信用ならない状況なんです。)

病院に申請した経済支援が受理されて、しばらくの間、治療費の請求が半額になる。
(とはいえ、今の段階ではメリットはなし。半額になったとしても、保険会社に決められている年間に支払うべき最大支払額を超えるからね。)

病院以外の、放射線治療機関からは、手術時の請求は免除にするという手紙が届いた。
(免除になった場合、どこかから、この放射線治療機関に補填されるのだろうか?されないだろうなあ。となると、やはり、最初の請求額は盛っておかないと、経営が成り立たなくなるなあ。)

保育園での仕事から離れている今、収入がなくてつらひ。ここで治療費免除されたら、なんとなく、稼いでる感じがして、嬉しい

ここへきて、なんとも車の調子が悪く、トヨタのディーラーから、3,500ドルの修理見積を受けた。日本円で、50万くらいか。
売れないような状態のボロの中古車なんですよね。
夫的には、できれば来年には日本に引越す予定ってのもあり、修理する気はなし。(金もなし)

しかしわたしとしては、これが、どうしても気になっており。
夏はスーパーに歩いていけばいいけど、雪嵐になったら、どうするの?ハイキングだって行けなくなるし、この地で何を楽しみに暮らせるのだろうか。
さらに、体調悪くなって、至急病院に行かなきゃいけなくなっても、救急車は高額過ぎるし、タクシー呼べるのか非常にあやしい。

なので、こっそり、ソーシャルワーカーさんに、「車の修理代を支援してくれる団体はないか?」と聞いたところ、2団体紹介してもらえた。
そして、週末に、いそいそと申請書の準備をしました。
申請書には、経済支援をお願いする理由や状況を書いたエッセイが求められます。最初は、めんどくさいなあ、とやっつけでやってたんですが、病院と放射線クリニックで承認されてから、俄然、書くのが楽しくなってきた今日このごろ。ゲーム感覚とでもいうのかしら。もっといろいろな団体に申請したい!

「ケモブレイン」になる前にいろいろやってしまわねば。
最近知ったんですが、「ケモブレイン」という言葉。
抗がん剤治療の間や後に、記憶力、思考力、集中力が低下する症状のことです。夫に、「わたしがケモブレインになったら、あなたが引き継いで、この作業をしてね。」と言うと、「あー、こういう作業は、まきのケモブレイン状態のほうが通常の僕よりもうまくできると思うから、自分でやってね。」と!

むむー。そうねえ。そうだねえ。
これもある意味、言霊か?おちおちケモブレインでぼーっとしてもいられなそうだ。


アメリカの医療についての記事はこちら↷





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