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【21】抗がん剤1回目(5/22水)メモ

2024年5月22日(水)
・抗がん剤:パクリタキセル
・分子標的薬:トラスツズマブ
※乳がんの細胞表面のHER2と呼ばれるタンパク質だけに作用して、がん細胞の増殖を阻害する薬。

この2つの薬を、週に1回、計12回点滴します。
毎週1回同じ曜日に行うのだとばかり思っていたら、組まれたスケジュールを見ると、結構曜日がばらばらで。時間もばらばら。
しっかり管理しないと間違えそう。
日本だとどうなんでしょうか。

さて、1回目メモ。

予約は、朝9時30分。待合室、今までで1番混んでます。
名前を呼ばれたのは、9時40分。予約時間より遅れたのは初めて。

大きい歯医者みたいな?しっかりと仕切られていないけど、机とか椅子とか器具が置かれているので、周りがあまり見えないようになっていました。

2人の若い女性のチームで、1人は研修生でお勉強中でした。
挨拶をしに来たあと、しばらくパソコンの場所で作業をしていて、10時ころに、「抗がん剤を扱うときには、保険会社への申告が必要なのだけど、パソコンの調子が悪くてまだ保険会社との接続ができていなくて。もうちょっと待ってね。」と。
ここでもまた保険会社登場!

で、もうちょっとしてから、皮膚に埋め込まれたポートを開ける処置をして、開始。


点滴したのは、
1.10:15開始 塩化ナトリウム
2.デキサメタゾン(デカドロン):吐き気予防
3.パクリタキセル
4.トラスツズマブ
5.14:30分終了 塩化ナトリウム

2の吐き気止めの薬が点滴された時点で、「これはやばいかも!」と。
具合悪いからもうやめてください、と、同席してた夫がしきりに雑談をしかけてきてなかったら、担当者にうったえてた。
どんな状況かというと、言葉で説明しにくいんですが、頭ははっきりしてるものの、頭からの指令が出せない状態。言葉が出てこない、足や手を動かせない、立ち上がれる感じがしない、目元はふらふらするけど頭は覚醒してる、みたいな。
肩から下に血がさーっと引かれつつ、下からもさーっと心臓に向かって血が上がってきて心拍数どきどきと上がってる感じ。
抗がん剤って、これよりやばいんだよねえ、だとしたら、身体が耐えきれる気がしないなあ。

気を落ち着けたく、持参したお茶をすする。
だんだん慣れてきて、よかったわ、ほんとに。

抗がん剤が開始されるという頃に、急いで、持参してきた手と足を冷やすグッズを準備。

保冷剤を入れるバッグが必要だったのだけど、ダイソーとかおしゃれなお店はここにはないので、オンラインでなんかないかと探して発見!
(これが、近所に間違えて配達されて、あちゃーどうしようと思ってたら、おじさんが届けにきてくれて、よかった。)

家で、保冷剤とペットボトル入れて練習してたら、冷やすことにまったく意味を感じていない夫が、大爆笑。
笑いたければ笑いなさい。

病院で準備したら、「あ、冷やすのね。そういえば、言い忘れてたわね。」とぽつっと担当者が言ったのに、夫びっくり。やっとわたしの言い分の正しさを認めたか。

話しがそれました。

点滴中に感じた副作用は、
・若干の手足に痺れを感じてました。11時ころから。
→次回はもっと早めに冷却グッズを装着します。

・口の中が変な感じに。
→次回はもっと氷を食べます

・下腹に生理痛のような鈍痛。15時ころから。
→これは夜寝るまで続く。お風呂入ったら直るかと期待したが、変化なし。

そういえば、事前に吐き気止めしか処方されてなかったので、何も薬は飲みませんでした。(飲みたくないからいいけど。)

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