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グラフィックさんで人生初の名刺を作ってみました。

先日、こんなつぶやきを投稿したのですが、

昨日、ついに完成品が送られてきました。
実物の写真は後ほど。

人生初のデザイナー名刺を作る

そもそも必要にかられて、名刺を作ることになったのが2月のこと。
まずは「他のデザイナーさんって、どんな名刺を作っているんだ?」というところから始まりました。
参考にさせていただいたのがこれらのページ。

いろいろ見た結果、思ったことは

「お金かかってるなぁ…」

ということでした。

箔押しとか、型押しとか、印刷の時点でかなり費用がかかっているはずです。
しかしながら私は初めて名刺を作る身。
いくらなんでも、最初からこんなにお金はかけられません。

とりあえずイラストを描いてみる

さて、テーマは何にしよう。
いろいろ考えた結果、私は地元・指宿の町おこしをお手伝いしたくてデザイナーを目指したので、指宿をアピールできる題材にすることにしました。
ラフイラストを描いてスキャンしたら、Illustratorで輪郭線と彩色をしていきます。

イラストを描いたら次は文字入れ

和文はちょっとレトロな明朝体を使いたかったので、フォントワークスの筑紫Aオールド明朝にしました。
同じような理由で、英文はBaskervilleを採用。
筑紫Aオールド明朝はちょっと癖があるので、そのまま使うと暴れ馬みたいにカーニングに苦労するのですが、文字の間隔を少し広げると途端に大人しくなることが分かり、なんとか文字入れは完了。
名前の下にはメールアドレス・SNSのアカウント・ポートフォリオサイトのURLを入れました。

名刺の裏にはQRコードを掲載

スマホでSNSやサイトを見てくださる方のために、名刺の裏にはすぐアクセスできるように、それぞれのQRコードを掲載することにしました。
QRコードの作成に使ったのはこちらのサービス。

フォームにSNSやサイトのURLを入れれば、すぐにQRコードを生成してくれるのでとても便利です。QRコードのサイズや色もいろいろ指定できます。

デザインができたので印刷会社さんに発注

今回、お世話になったのはネット印刷のグラフィックさんです。

名刺の発注をしたことがない人でも分かりやすいように、おすすめの紙の種類や厚さについて教えてくれるページを用意してくださっています。
今回はこの条件で発注することにしました。

【印刷の方法】オフセット印刷
【色数】両面カラー
【用紙】マットコート180kg
【オプション】なし

オフセット印刷にしたのは、少しお高めではありますが、細かいところの印刷に向いていたからです。
イラストに細い線を使っていたので。
枚数は初めてなのでとりあえず25枚。
これでお値段は送料含めて1510円でした。

入稿はIllustratorから直接でらくらく

グラフィックさんの場合、公式サイトからIllustratorから直接入稿をするためのプラグインをダウンロードすることができます。
それをインストールして、ツールバーの「ウィンドウ」から「グラフィックダイレクト入稿」を選ぶと、チェックした上で直接入稿ができて非常に楽でした。
この場合、事前に名刺のIllustrator用のテンプレートをダウンロードしておいた方がいいと思います。

そして…ついに名刺が完成!

届くまでにかかった日数は1週間。
昨日、小さな段ボール箱が手元に届きました。
中に入っていたのは…

おおっ、思ったよりツルっとしている!
裏のQRコードもばっちり!

入稿の時のチェックで「菜の花の輪郭線がぼやけるかもしれない」と表示されたのですが、オフセット印刷にしたからかキレイに印刷されていて安心しました。
思っていた以上の出来で満足です。

今回のイラストのテーマは「指宿の花束」
合併前の1市2町を彩った、カンナ・キンギョソウ・カイモンサツキと、現在の指宿市の花であるハイビスカスと菜の花を描きました。
発色もキレイですね。本当に良かった。

無印の新作のカードケースに良い感じに収まりました

結論。最初から最後までとても満足

初めてにしては、満足のいく名刺を作れたと思います。
あとはこれをどれぐらいの方が受け取ってくださるか。
それは自分の頑張り次第ですね。

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