東野圭吾 ナミヤ雑貨店の奇蹟(角川文庫)を読んで
今回もネタバレ回避し、抽象的な味覚や嗅覚などで感想を伝える、抽象的感覚派読書感想文を書いてまいります。
作品は東野圭吾さんの「ナミヤ雑貨店の奇蹟」です。
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あらすじは、とある3人の悪事を働いた男が逃げ込んだ古屋がかつて雑貨店を営んでいたところだった。
その雑貨店は昔、悩み相談を受け持っていた。
今では廃業し、誰もいないはずなのに、3人が逃げ込むと、郵便口から悩み相談の手紙が降って来て……。
東野圭吾さんの作品は、僕が中高生時代に読書を始めるけっかけになった作家さんです。
東野さんの作品の特徴と言えば、やはり癖が少なく読書初心者にも圧倒的にオススメできるポップさではないでしょうか。
僕は読書を始めたいという方には、必ず東野圭吾さんから入るように勧めています。
今作も決して裏切ることなく、他のどの作家さんよりもポップで、感動系の物語でした。
喩えるならば、家庭で出てくるカレーのような温かい作品です。ですが、もちろんそれだけではなく、隠し味に代々受け継いできたような秘伝の出汁が効いたような旨味や深みがあるのです。
久々に東野さんの作品を読んで、やはり安定して安心できる作家さんだと改めて思いました。
これで読書感想文を終えます。私はカルト寄りな作品が好みではありますが、東野さんは特別だと思います。
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