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七尾与史 死亡フラグが立ちました!(宝島社文庫)を読んで

今回のネタバレなしの抽象的感覚派読書感想文は七尾与史さんの「死亡フラグが立ちました!」について書いていきます。

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大まかなあらすじは、フリーライターの陣内が、全て偶発的な事故死に見せてターゲットを死に追い込む死神を追う物語。
その中で人情のあるヤクザや、莫大な資産を持つ資産家で天才肌の友人と共に死神のターゲットにもされ、死のピンチに何度も陥るストーリーになります。

ストーリーにスピード感もあり、キャラクターが漫画的に立っていたりなどでかなり読みやすい作品かと思いました。死神という殺人鬼を追うという目的もはっきりしており、王道作品という印象を受けました。

子供から大人まで楽しめる王道作品ということもあり、例えるならば昔ながらのナポリタンのような小説だと、読んでいて思いました。
トマトケチャップのはっきりとした甘酸っぱさが安心感を与え、ピーマン、ベーコン、玉ねぎのそれぞれの具材が活かされているように、キャラクターも生き生きしていました。

安心して食べられる王道作品を味わいたい人に特におすすめかと思います。

これで今回の読書感想文を終えます。
以下私の作品のリンクも添付させていただきますので、ぜひご一読ください。
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