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◤失恋◢ 書くことで気持ちの整理をする。[#46]

先日、ある方に想いを伝えたことを書いた。

あれから約束通り一週間後、お返事が来た。「ごめんなさい」と。

うすうす答えは分かっていた。
想いを伝えたその場で九分九厘「NO」だったから。
でも、なんとか説得?して一週間考えていただいた。
だから、改めてお返事を聞いても「やっぱりか」と思った。

ネガティブな感情はネガティブな結果を引き寄せてしまうから、待っている間は「いいイメージ」をたくさんしたけれど、及ばなかった。

お返事の返事を伝えるまで一時間を要した。
なんて伝えるのが正解なのだろうか。
そもそもわたしの本心は?
「かなしい」「さみしい」「諦められない」「ありがとう」
様々な感情が押し寄せてきた。
でも、相手の方の負担になりたくなかったから、想いを聞いてくださったお礼と考えてくださった感謝の言葉を並べた。
本心だったし、それだけで幸せだったから。

***

職場が一緒の方なので、お返事をいただいた翌日も職場で顔を合わせた。
「気まずい」みたいなことをよく聞くが、実際のところそこまで気まずい雰囲気にならなかった。
それまでと同じように話せた。
わたしの強がり。相手の方の優しさ。
双方のおかげ。

でも、心の奥の奥の奥の方はとてつもなく寂しかった。
もうあんな心が震える感情はないし、“いい思い出”でサヨナラすることも出来なくなった。
告白してよかったけれど、後にこんな感情が出てくるなんて思わなかった。

***

お返事を聞いてすぐは泣けなかった。
だから、「あ、わたしの気持ちってその程度だったのか」と、少し冷めたように自分自身を見ていた。

けれど、斉藤和義さんの『歌うたいのバラッド』とMr.Childrenの『終わりなき旅』を聴いたら、頬を泪が伝った。

***

本当は泣きじゃくりたい。
誰かにこの気持ちを打ち明けてしまいたい。
でも、優等生を演じて、得意の澄まし顔を貼り付ける。
そんな自分に辟易する。

わたしに今必要なのは「カタルシス」。心の浄化だ。
noteは「カタルシス効果」をもたらしてくれる。
今日やっと「寂しい」と書けた。
それで、半歩でも前に進もう。

好きになれたこと。
初めての告白。
返事待ち中のドキドキ。
たくさんの勇気と感情をいただくことができた。

ありがとう。さようなら。

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Masumi
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