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◤人生◢ 不安の解消法は先人に教えてもらおう。[#52]

突如、漠然とした「不安」に襲われる時がある。
今はホルモンバランスの影響が特に強いのかもしれないけれど、独りでいると次々に“言葉”が押し寄せてくる。

「この先、わたしはどうなっていくの?」
「お金は大丈夫?」
「この生活をいつまで続けられるかな?」
「やっぱり仕事は辞めない方が良かった?」
「『書くこと』で稼いでいけるのかな?」

誰か答えを知っている人がいるなら、お金を払ってでも答えが欲しい。

***

「対応できる」不安と「対応できない」不安

このまま不安に押しつぶされないように、改めて今回押し寄せてきたいくつかの不安を客観的に見てみることにした。
すると、「どうにかできる」ものと「どうにもできない」ものに分けることが出来た。

***

「この先、どうなっていくのか」「仕事を辞めない方が良かったか否か」
これらは今すぐ答えが分かる類の不安ではない。「どうにもできない」ものである。

まず、この先どうなっていくかなんて、未来を透視できる人以外は誰も分からない。
もしかしたら、明日事故に遭うかもしれない。
100歳まで生きるかもしれない(父方の祖母は104歳、母方の祖母は99歳なので、長寿家系なのかも?)
地球が滅亡するかもしれない。

また、仕事を辞める辞めない云々も、所詮結果論。
未来の自分が途方に暮れているか、自分の足で立っているか。
その答えが分かるのは数年後。

起きてもいない未来を、現在憂いても仕方のないこと。
答えの出ない不安の答えを見つようともがく。
わたしよ、ドMもほどほどに(笑)

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一方で、「お金」や「仕事」に関しては、「どうにかできる」不安である。
どちらも、書籍もネット記事も情報がたくさん出ている。

「お金」の不安に襲われた時に手にする本

最近読んだ本。ライターで稼ぐってこんな感じなんだ、と今更ながら知る。

即効性のあるもの、長期的にみるもの。
普遍的なもの、変わり続けるもの。

知識や技術は武器になるし、盾にもなる。
不安を解消してくれるお薬になる。
さらに自らの心を護ってくれるお守りになる。

自分次第。
ドSに自分を追い込もうか(笑)

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不安が出てくる時は、「暇」な時

仕事や家事をしている時、友人と過ごしている時は、不安が入る隙間もない程、脳みそは忙しい。
それが、脳が暇になるとその僅かな隙間を埋めるかの如く、不安が湧いてくる。

ただいま、3連休中。
今まで旅行以外で3連休以上取ったことがないので、何をして過ごせば良いのか分からなくなっていたところに、タイミングを見ていたかのように押し寄せてきた。

不安に対処する気力もない時は、忙しくしてその隙間さえ与えないことが一番の解決策である。

***

わたしはわたし自身の背中を押す。そして次の人の背中も

これらの不安が出てきたのは、なにも今回が初めてではない。
進学、就職、退職、転職。
人生の様々な通過点で出会って、同じ不安を抱えては性懲りもなく落ち込んでいる。けれど、経験豊富なわたしは対処も早くなってきたし、乗り越え方も知っている。

***

今日素敵な言葉に出会った。

「お前が人類初ではない」

年齢、性別、仕事、私生活。
誰一人として同じ人はいないけれど、わたしたちの抱えている悩みや不安に新しいものは殆どなくて、きっと先人も同じように悩んだだろう。

わたしがわたし自身の背中を押せるようになるまで、誰かがわたしを助けてくれた。
だから、わたしの経験で次の“誰か”の背中を押せたら良いな。

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