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岡山半年

今日で岡山に転職で訪れてちょうど半年
本当にあっという間の時間でした。

じゃ僕がこのコンサル業界(といっても実際にやっていることはコンサル<オペレーション管理だが)に突入してどんな経験をしてきたか。

①業務モニタリング
山形県の病院の看護部の業務モニタリングをやった。
といっても実際には「ダブついている」(余剰人員がいる)看護職員達をいかにコストダウンできるか?という目的のためだったが。

結果的に事務局側のほぼいいなりになり、15人の削減案を出した。
その反応は想像に難くないと思う。各科激震が走り、怒りモードとなった。
後に社長が説明会見を行う羽目となったが会社と事務局のチームワークが働き、抵抗の姿勢を見せさせないままの幕引きとなった模様。

僕の出した案が妥当なものであったかというと、まったくそうではなかったと思う。これは初仕事だからと言って言い訳するつもりもない。

ただ、やはりどこでもコストカット案件はこんなにも難しいものなのだろうなという経験は出来た。だって人から仕事を取り上げるのだから。
でも、民間だったらとっくに事業所がつぶれている。それを公費で賄われているのに内部の職員はそれに対しては意識低い。
結局患者を盾にする抵抗を見せる。
自分達でも頭使わないと。患者さんを盾にしている場合じゃないですと。
でもこんな返答ではコンサル失格なのかな?とか感じた初仕事だった。

②経営支援 2病院
今は2病院に対して経営支援を行っている。
とはいっても僕は経営にはド素人。まずは看護部支援を軸として関わろうとしている。
ようやく経営指標が少し理解できてきたり、入院基本料に係る部分について理解が出来てきた。その部分でクライアントにも提示できるものもある。
やはり現場は現在の実務以外に対応出来ない。これは僕が現場を出た2年前から何も変わっていない。いや変わらないだろう。だって現場は忙しい。
「スキマ産業」と言われようがなんだろうが、実務を代わりに埋めてあげる作業は絶対必要。ここが他のコンサルと違ううちの会社の強みであるし、僕の強みにしたいところだ。

方やへき地、方や人間関係にトラブルが山積病院

次の仕事なんて、
「外来のA科とトラブルが続出する看護部の折衝案件」だ。

水曜日は看護部長VS外来の看護職員達の「意見交換会」に参加する。

これはオブザーバーやファシリテーター、交通整理役といえば聞こえがいいが完全に泥仕事。

でも、僕がやりたいアプローチはこんな感じのものだ。
受けてたとう。

経営支援が出来て、組織改革が出来る。
リーダー役でもなくて、サポートに徹せる。
そんな役どころが自分のこれからの道となると思う。

今年は修行

いつも読んでくださって感謝します。 医療業界のアグリゲーターになれるように頑張ります。