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ブラックカウンセリング【HSP編】

~編

というからには、いくつかネタを用意してるかのようですが、特に後のことは考えてません。

今回は、一昔前に流行ったHSPについて。

このHSPにしても、鬱(うつ)等の精神的な症状にしても、正直よく分からないというのが一般的な意見ではないかと思います。

ぶっちゃけ扱いにくい

と思っている人も多いと思います。

よく分からないけど、その言葉だけは聞くことがあり、なんとなくこんな感じかな~と認識している程度なので、

私HSPなんです・・・

なんてカミングアウトされたら、何を話して良いのか分からなくなると思います。

一昔前に流行ったと少々失礼な書き方をしましたが、本当にHSPで苦労している方にとって、認識することで改善方法を見出だすための言葉のはずが、そうでない人のハンディキャップに利用されている所がありそうです。
ですので、悪い形での流行り方をしてしまったのではないかと考えています。


それでは本題。

あ、その前に、

これから書くことは、HSPの方に向けるものではなく、そうでない方にチクりと伝えるものです。(見出しでブラック言うてますから)
こういった扱いにくい言葉に対して、一歩踏み込んで、本当に苦しんでいる人への手助けを目的としています。(と、言うほど読まれませんが)

まずHSPとは

ハイリー・センシティブ・パーソン

の頭文字からきています。
直訳すると、

非常に
敏感な
特徴
となり、約5人に1人はこのHSPの人がいるとされています。
症状としては、些細な事が気になったり、人の言葉、会話などに敏感になり気にしてしまう等です。
それと、後天性ではなく、先天性と言われています。
つまり、

生まれ持った気質

ということです。

ここでグレーな部分があるために、いろんな人が自分がHSPではないかと勘違いをすることになります。

症状
約20%
気質

これはある意味、誰にでも当てはまってしまうのです。
生まれてから一度も些細なことを気にしたことがないという人はなかなかいません。
些細なことをよく気にしますか?
とアンケートを取れば、先程の20%をはるかに超えてしまうでしょう。
逆に普段気にしていない人ほど、意外と気にすると主張します。
人生思い返して見れば、あんなこと気にしてたな~って思うことは誰にでもあります。
しかしその中で、何か普通とは違う確信的なことがあるとによって、HSPなのではないかと当てはめてしまいます。

この症状だけでです。

心療内科で診断を受けた訳でもなく、本を読みあさって調べた訳でもなく、ネットに書かれているほんの僅か、2~3行の説明を見た内容と自分を照らし合わせて勘違いします。
私のこの症状は5人に1人しかない希な症状なのだと。

さらに、気質です。
病気ではなく、気質です。
もしこれが病気なら、自ら進んで病気とは言いにくいものです。
それは、病気とは思われたくないからです。

精神過敏不安神経症
みたいな病名だったら、気軽に言えないと思います。

私は生まれながらにして20%の気質を持った希少な存在

ということにしたくなります。

そのことに回りの人は突っ込むことも出来ません。よく分からないし、本当にHSPだったらいけないし、HSPと言ってる人に突っ込むのは理解の無い悪い人だと思われてしまうからです。

そのため、グレーであり、非常に扱いにくいのです。


では、HSPかそうでないかの見分け方について。

繊細さというのは計ることが出来ず、目に見えないものなので、とても判断するのは難しいです。
また、度合いも人それぞれで、伝わり方もそれぞれです。

ですが、矛盾点に目を向けると、判断出来ることもあります。
見分け方、とまでは言いきれない所もありますが、

HSPならそうはならない

という部分に目を向けると、見分け方と言えるものになるのではないかと思います。
HSP診断とかネット上にいくつもありますが、
・・・・が気になりますか?
という質問に対して、
幼い時に気になったことがあるという人も
1日に何十回もあり寝れなくなるという人も
同じ、○
になるので、自分の解釈だけでは見分けられません。

より分かりやすく
・・・・という人はHSPではない
何故なら・・・・だから

という形で書いていきます。


1、自分のことをHSPだと思う人はHSPではない。
何故なら、HSPの人は自分をHSPと思うことが出来ないから。

いきなりなぞなぞみたいになってるので説明すると、
HSPの症状を聞いた時に、HSPの人は、あるあるって思えません。
繊細で敏感な気質の持ち主なので、その症状を簡単に自分に当てはめて良いのか迷います。
本当にそうなのか、自分が思っていることは実は誰もが思っていることで、大したことではないのではと迷います。
なので、HSPの症状を聞いて瞬時に、直感的に、当てはまるかもと思った人は、HSPの可能性は低くなります。
逆に、自分はそこまではないとか、そこまでは考えてないから違うなと思った人こそ、HSPの可能性が高いと言えます。


2、自分はHSPだと周知する人はHSPではない。
何故なら、周知したことによる影響を考えると心配で出来ないから。

その前に1つ。心療内科などに通い、正式な診断を受け、HSPの可能性があると診断された方は別です。(病院でHSPと診断することはないと思いますが)

繊細というものが、何を持って繊細と言えるのかとなりますが、簡単に言うと細かいことが気になる、気付くということです。
もし、友人に私HSPなんだよねと打ち明けたとします。
その友人が、それを聞いたことにより、気をつかうのではないか、付き合い辛くさせてしまうのではないか、と考えてしまうので言えません。
私HSPだから気をつかってね!あまり嫌なこと言わないでね!とまでは思っていなくても、強要しているように思われてしまう可能性があることを考えてしまう、気付いてしまうので言えません。
言ったことによって相手がどう思うか、そこに気付かなかったら、やはりHSPとはなりません。
相手がどう思おうが知ったこっちゃない、ということなら、それもHSPではないでしょう。

3、私はHSPを克服しました。このようにすればHSPを克服出来ます。という人はHSPではありません。
何故なら、克服していたとしても、本当に克服出来ているか不安だから。ましてや、それを人に教えて、克服出来なかったり悪化させてしまったらいけないと思うから。

繊細さんの長所は、危険予知が出来ることだと思います。短所は危険予知しすぎて行動できなくなる所です。
常に自信が持てないHSPの方が、克服しました!あなたも同じように克服してみませんか!なんて自信を持った行動に出るとは考えにくいです。
自分に確信が持てないことを、人に薦めるなんて出来るはずがないんです。

以上、HSPではない人の見分け方3選でした。

いろいろと書きましたが、上に書いたこととは違うパターンも多々あると思っています。

例えば、
本当にHSPの人で、仕事関係で悩んで落ち込んでいたが、あることをきっかけに躁(ハイ)状態になり、ネットを調べまくってたまたまHSPを知った。
同じ悩みを持つ人がたくさんいることを知り嬉しくなって、友達に話したところ、あなたは違うと言われ傷付いてしまった。

と、こんなこともある訳なので、一概にには言えません。

ちなみに私はHSPではありません。
敢えて逆を言ってる訳でもなく、本当に違います。

何故なら、私がHSPなら

こんな記事は恐くて書けないからです。

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