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海の向こうのあんこ事情

こんにちは、アラカンのおかんです^^ コロナで経営していたゲストハウスのお客様がほぼゼロに😵日々悪戦苦闘しながらもほっこりしたものを書いていきたいと思っています😄

やってきました、あんこの季節。まだ積雪が残る東京郊外のとある家。そこで何やらごそごそと台所の引き出しを覗く人。「あったー。今日はおしるこよ」と「こしあん」と書かれた袋を取り出したのは。。。おかんでした。

汝、何故にあんこが好きなんじゃ?

「はい、かくかくしかじかで、好きなんです」と、答えになっていないのですが、冬になると何故か食べたくなるあんこ。特に寒くて家から外に出たくない日「あんこが食べたーい」となります。ほっとしてあったかくて、どこか懐かしくて甘いあんこ。そんなわけで「おしるこを作ろう」ってなったわけです。そして、書いていたら、あんこがひとり歩きをして海を渡ってしまいました。

あんこはあんこでも

アメリカに住んでいる時に、現地のアメリカ人宅に招かれてランチをいただいたことがあります。その時、テーブルの食卓に出された黒っぽいものがありました。「これは何だろう」と思い、尋ねてみると「黒豆を煮込んで潰したものよ」と言います。「ああ、そうなんだ」と食べてみると「あれっ、変だな」ってなりました。おかんは日本の甘い黒豆を想像していたのですが味がないのです。味がないというより全然甘くなかったのです。強いて言えば黒豆の味と言うのでしょうか。不思議な顔をしているおかんを見て「これが普通よ」となったのでした。ところ変われば品変わるですね。

日本のあんこ恋しいよ

アメリカでは煮豆も甘くないことがわかったおかん。それでも時々無性に恋しくなる日本のあんこが入った大福や和菓子。おかんはその当時サンフライシスコに住んでいました。その街の中心からすぐの場所にジャパンタウンという日本町があり、その名の通り、その区画には寺やレストラン、スーパー、紀伊国屋の本屋まであったのです。まさに良き時代の日本を再現した街並み。その中に、おかんの望みをかなえてくれる和菓子屋さんがありました。足を踏み入れると、昭和な雰囲気漂う店内。ガラスのショーケースには色とりどりの餅で包まれた、出来立て和菓子が並んでいました。アメリカ人の口にも合うようにということでしょうか、控えめな甘さのあんこが入ったお餅を楽しむことができたのでした。

海を渡るとあんこ事情も変わってきますね。さて、おかんはこれからおしるこを作ってほっこりします。

さいごまでお読みいただきありがとうございました。スキやフォローもしていただけると励みになります。それではまたね。ばいばーい😃








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