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大晦日も元旦も何のこれしき

原田マハの「たゆたえども沈まず」を読む夜を過ごしていたら、あっという間に深夜だった。
紅白もお笑いも見ず、ベッドの上で仮眠をしたり、そうかと思えばパンを仕込んだりして、年越し感が無さすぎるので、ジャニーズカウントダウンだけ見た。あの変わらないキラキラ感とドーム感が懐かしかった。今年は、光一さんおめでとうございますのくだりがあっさりしていた。

私が仮眠をしている間に、1年にあるかないかの彼のお料理が始まっていたらしく、年越しスパゲティをした。トマトカルボナーラというお洒落なやつを作ってくれていた。

年末感を出さなくても年は明けるし、寒い中、初詣に行かずとも、温かい部屋でぬくぬくとベッドで読書するのが幸せ。


日の出を見たいねと言いながら、早起きできない私たちは、昨年と同様に昼前にようやくお参りに。末吉さんだった。
そこまで寒くない気がして、神社から海まで歩いた。自販機でコンポタとトマトジュースを買ってシェアして、海を眺める穏やかな昼下がり。

島の海は相変わらずキラキラといい景色だし、道すがらで彼の職場のベトナムの人に会って、とても大きな鰤を釣り上げたらしく楽しそうで、見せてもらった私も幸せになった。

帰宅して食べたいものを食べる(残り物を片付ける)昼食をしながら、千と千尋ヒーリング。
元旦から観るジブリはいい。色褪せない名作。
銭婆の家に住みたい。


元旦なので、湯船に御神酒と塩を入れたお清め風呂に浸かる。贅沢に1本投入。熱いお湯は冬の寒さの中で正義だと思いながら、このnoteを書いた。


2人で過ごす年末年始は、2人だからの自由があり儀式的な行いをせずともゆるっと年も越えられるし、食べたいものを食べ、好きなことをしてゴロゴロして、好きな時に眠る。

2022年のやりたいことをパソコンでWordに気が向いた時にリストアップしてデスクトップに置いているのだけれど、とにかく読書を沢山したい!

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