- 運営しているクリエイター
記事一覧
自然散策三昧だったGW後半
休みもカレンダー通りだった今年のゴールデンウィーク。何も計画していなかったが、後半は毎日のように自然を満喫。
初日は、遊歩道が整備されたという近所の河原へ弁当持って徒歩でお出掛け。
二日目は、近場の山を、蝶の調査をしながらゆっくり山頂まで登山。
肝心の蝶は動きが素早いので、図鑑で見るような写真撮影はスマホでは無理。
とはいえ、調査員の動体視力にかかると止まった瞬間に、蝶の種類が魔法のように
砧公園の花壇で出会ったボリジ
東京都世田谷区にある砧公園。この方面に来る機会は滅多にないのでせっかくと思い、資格試験会場からの帰り道、黄昏時に散策した。元々、行こうとしていた世田谷美術館は企画展が来週からだったので断念。都内は色々なものが圧縮されているようで、地元ならハイキングコース一つ分くらいの短い距離の中に、庭園のように美しい公園や美術館、乗馬場(馬事公苑)に由緒ある寺院など見どころが盛りだくさん。高評価を得ているお洒落で
もっとみる週末は鳥たちのさえずりと共に
自治体が企画するバードウォッチングに行って来た。野鳥の会の方がガイド役を務めてくださる本格的な企画。
配られた資料によると、ガイド役の方御本人が実際に見て種を同定出来たものだけで99種あり、雌雄での個体の大きさや、どの季節に見られるか、渡り鳥か留鳥・漂鳥かといった特徴が分かりやすくリストアップされている。
リストをもとに、どれだけ実際に発見出来たかチェックしていくのだが、多い人は25種以上。私
息を止め 眼鏡の晴れ間に 見るつらら
秩父の三峯神社の手前にある氷柱を観に行って来た。寒くてものの数十分で退散。しかし、天然の氷柱ということで、わざとらしい演出も無く、不思議と見応えがあった。
自宅から片道2時間半。道中、出来る限りぼーっとしたくて、電車とバスで行ったが、スマホも殆ど見ずに、ずっと車窓を眺めていた。氷柱の手前にあった句碑。
いい句ですね。今という時を愛おしむかのように、つららが暫くの間、とめてくれている感じが伝わっ
小江戸にて 庭木眺めて 紅葉狩り
レンタル和装での街歩きが街の風情に溶け込む川越を一日観光してみました。
歳を取って来ると、買い食いしながらの街歩きよりも、縁側で陽に当たりながら庭園を見ている方がしっくり来ます。
歴史は知れば知るほど知らないことが増えますが、別に知らないままでも楽しめることは沢山あるように思えます。
川越は細い路地が沢山あって、奥まったところで何かを見つける楽しみがあります。
喜多院にも脚を伸ばしましたが
木洩れ日や 窯で石焼き 秋の空
近所の山の裏手でピザを焼きました。谷津田での稲作から発展し、今年の秋は、こんなところにまで導かれて来ました。
山の表側には、お洒落なカフェや発酵食品専門店なども出来て、キラキラした場所になっていますが、裏手は人の気配の希薄な保全地。NPO法人が買い取った土地だそうで、会員の許可がないと入れません。(早速、会員になりましたが)
既会員の方々は、里山保全に関心のある方ばかりということもあり、いろい
百三十 歳月数えて めがね橋
碓氷峠にある廃線跡を歩いてみました。
蒸気機関車が70年間通って、それから60年。それでもトンネル内の天井には煤が残り、往時を偲ばせてくれます。
かつて人が通った道にはロマンを感じてしまいます
八月の 心を映す 鏡池
和暦の八月(葉月)と太陽暦8月が僅かに重なる月末の3日間、年間の平均気温が僅か8度という高地の避暑地で過ごした。
夜は暖房をつけるほど涼しいこともあり、暑さで溜まっていたと思われる疲れがドロドロと身体から溶け出してきた。
ただし、食欲はしっかり。高地で稲作が出来ず、蕎麦が伝統食の土地柄、そば粉を使ったガレットに加え、手打ち蕎麦も3度頂いた。
場所は、冬にはマイナス10度で雪に閉ざされる戸隠。
花菖蒲 時代を超えて つなぐ色
先週末になりますが、近所の公園に花菖蒲を見に行って来ました。シーズンも終盤でしたが、200種以上に及ぶ花菖蒲の殆どが開花!なかなかの見応えでした。
江戸時代に盛んに品種改良された花菖蒲は、優れた種が現れると交配して特性を失われてしまわない様に、受粉した花が種を作る前に花を折り、ひたすら株分けして増やして来たそうです。つまり、名がついた品種は全てクローンなんですね。
そんな中、外来種である黄菖蒲